
こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。
Filmoraについて調べていると、「Filmora ゴミ」「Filmora 評判 悪い」「Filmora 危険」といった、かなり気になる検索候補を見かけることがあります。
これから動画編集を始めようとしている人なら、「そんなに評判が悪いソフトなの?」と不安になりますよね。
私もFilmora 15を実際に使い、カット、テキスト、音声編集、AI機能、4K動画の書き出し、旧バージョンとの比較まで試してきました。
結論から言うと、Filmoraそのものを「ゴミ」と言い切るのは適切ではありません。
ただし、無料版の透かし、追加料金、AIクレジット、買い切り版の仕組みなどを知らずに使い始めると、「思っていたのと違う」と感じやすいソフトなのは確かです。
この記事では、悪い口コミが生まれる理由と、実際に使って分かったメリット・デメリットを分けて見ていきます。
- Filmoraがゴミと言われる主な理由
- 無料版や有料版で後悔しやすいポイント
- 実際にFilmoraを使って感じた使いやすさ
- Filmoraを選ぶべき人と避けた方がいい人
Filmoraがゴミと言われる理由
Filmoraに対する不満を見ると、動画編集そのものができないという話より、無料版と有料版の差、追加サービス、AIクレジット、アップグレードなど購入前には分かりにくい部分への不満が目立ちます。
つまり、「編集ソフトとして使えない」という話と「料金体系が自分の想像と違った」という話を分けて考えることが大切です。まずは、Filmoraがゴミと言われる代表的な理由から見ていきましょう。
無料版の透かしで後悔しやすい
最初につまずきやすいのがFilmora無料版です。Filmoraは無料でダウンロードでき、カットや文字入れ、音量調整、エフェクトなど多くの編集機能を試せます。
しかし、通常の無料利用では、完成した動画を書き出すとFilmoraの透かしが表示されます。
(出典:Wondershare Filmora公式「ソフトを購入する前のご質問」)
編集画面では普通に動画を作れるため、数時間かけて完成させてから初めて透かしの存在を実感すると、「ここまで作ったのに無料では使えないの?」となりやすいわけです。

Filmora無料版で動画を書き出した際に表示された透かし
私が実際に無料版から書き出した動画でも、上のように映像上へFilmoraの透かしが入りました。
自分だけで操作を確認するテスト動画なら問題ありませんが、YouTubeやSNSへそのまま公開したい場合は気になるでしょう。
Filmoraの無料版は「無料動画編集ソフト」というより、購入前に操作性を確認するための体験環境として考える方が分かりやすいです。公開用動画を作る前に、数十秒のテスト動画を一度書き出しておくことをおすすめします。
一方で、無料版の段階でカット、字幕、音声、エフェクトなどをかなり試せるため、購入前の確認方法としては役立ちます。
Filmoraを初めて触る場合は、いきなり長編動画を作らず、短い素材で一通り試してください。
追加料金が分かりにくい
Filmoraの評判を確認するとき、特に注意したいのがFilmora本体と追加サービスを同じものだと思わないことです。
Filmoraには本体のライセンスだけでなく、テンプレート、エフェクト、ストック素材などを利用するFilmora Creative Assetsがあります。また、AI動画生成、自動字幕、AI画像生成など一部の機能ではAIクレジットを使います。
つまり、有料版を購入したからといって、Filmora内に表示されるあらゆる素材やAI処理を追加料金なしで永久に使えるわけではありません。
| 項目 | 主な仕組み | 注意点 |
|---|---|---|
| Filmora本体 | 動画編集ソフト | 年間プランと永続ライセンスがある |
| Creative Assets | 追加素材サービス | Filmora本体とは別契約になる場合がある |
| AIクレジット | 対象AI機能で消費 | 有料版でも無制限とは限らない |
| 永続ライセンス | 購入したメジャーバージョンを継続利用 | 将来のメジャー版まで永久無料ではない |
(出典:Wondershare Filmora公式「購入プラン・機能比較」)
ここを理解しないまま「Filmoraを買えば全部使える」と思って購入すると、あとからダイヤマーク付きの素材やAIクレジットを見て不満を感じるかもしれません。
そのため、購入画面では本体料金だけを見るのではなく、追加サービスが選択されていないか、自動更新される項目がないかまで確認してください。
買い切りでも全部永久ではない
「買い切り」と聞くと、一度料金を払えば将来のFilmoraもずっと無料で使えるように感じますよね。
しかし、Filmoraの永続ライセンスは、その意味での永久無料ではありません。
基本的には、購入したメジャーバージョンを継続して利用できるライセンスです。
例えばFilmora 15の永続ライセンスならFilmora 15を使い続けられますが、Filmora 16のような次期メジャーバージョンへの移行では別料金が発生する可能性があります。
もちろん、Filmora 16が登場した瞬間にFilmora 15が使えなくなるという意味ではありません。最新版が必要なければ、購入済みバージョンを使い続ける選択肢もあります。
年間プランとの違いやメジャーアップグレードについては、Filmora買い切り版のアップデート範囲を検証した記事でも詳しく解説しています。
◆TAKのワンポイントアドバイス
私は「買い切り=Filmoraに関する費用が今後すべてゼロ」と考えない方がいいと思っています。動画編集の基本機能だけを長く使うなら買い切りは分かりやすいですが、新しいAI機能を追いかけたいなら年間プランも含めて考えた方がいいですよ。
AIクレジットに注意が必要
現在のFilmoraには、AI動画生成、自動字幕起こし、AI翻訳、テキスト読み上げ、AIオブジェクトリムーバー、AI音楽など数多くのAI機能があります。
便利なのですが、対象機能ではAIクレジットを消費します。そのため、Filmora本体の有料ライセンスを持っていても、対象AI機能を何度でも無料で使い続けられるとは限りません。

Filmoraで利用できるAI機能と無料版の利用条件を確認した画面
2026年8月時点では、アドバンス年間プランには毎月AIクレジットが付与される一方、永続ライセンスでは購入時に付与されるクレジットの扱いが異なります。
しかもAI機能ごとに消費量が違うので、自動字幕を中心に使う人とAI動画生成を何度も行う人では減り方も変わります。
AIを目的にFilmoraを選ぶ場合は、「AI機能があるか」だけではなく「自分が使いたい機能で何クレジット必要なのか」まで見るのがおすすめです。詳しくはFilmoraのAI機能とAIクレジットを実際に確認した記事も参考にしてください。
重い・落ちるという不満もある
「Filmoraは重い」「カクカクする」「フリーズする」という不満も気になりますよね。この点については、Filmoraだけを原因と決めつけない方がいいです。
私はRyzen 7 8845HS、16GBメモリ、Radeon 780M、GeForce RTX 3050 6GBを搭載したパソコンでFilmora 15.7.3を使い、4K動画を編集しました。
通常のカットやテキスト編集では大きな問題を感じませんでしたが、AI処理や複数のエフェクトを重ねれば負荷は増えます。
また、Filmora 15.7.3と旧版12.5.7へ同じ4K動画を読み込んで比較したところ、編集中のメモリ使用量に大きな差が出る場面もありました。

Filmora 15.7.3と旧版12.5.7で4K動画を書き出して負荷を比較した結果
ただし、旧版だから常に高速になるわけでもありません。素材の解像度、コーデック、エフェクト数、バックグラウンドで動いているソフト、SSDの速度などでも体感は変わります。
4K編集で重いと感じたら、プレビュー品質を下げる、プロキシを作る、不要なアプリを終了する、GPUアクセラレーションを確認するといった方法を試す価値があります。
最新版と旧版の違いはFilmora 12と15を実機比較した記事で数値まで掲載しています。
動作速度の測定値は、パソコン性能、素材、Filmoraのバージョン、バックグラウンド処理によって変化します。掲載している結果は一つの実機環境で測定した目安として見てください。
危険や怪しいという評判は?
Filmoraを検索すると「危険」「怪しい」「中国」といった言葉も表示されるため、安全性が気になる人もいるでしょう。
Filmoraを開発しているWondershareの運営本部は中国・深圳にあり、日本ではワンダーシェアジャパンが日本語サイトやサポートを提供しています。
公式サイトのほか、App StoreやGoogle Playなど正規の配布経路もあります。
そのため、単に中国企業が開発しているという理由だけで「危険なソフト」と判断するのは適切ではありません。
一方で、安全性と料金への不満は別問題です。Creative Assetsの無料体験後の自動更新、年間契約、返金条件などを十分確認せず契約すると、「勝手に課金された」と感じる可能性があります。
Filmoraは必ず公式サイトや正規ストアから入手してください。「クラック版」「Premium Unlocked」などをうたう非公式ファイルは、ライセンス違反だけでなく、マルウェアや情報流出につながる危険があります。
契約条件や返金条件は変更される可能性があります。料金に関する正確な情報は公式サイトをご確認ください。
商用利用や素材の権利について判断が難しい場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
Filmoraはゴミなのか実機で判断
ここまでデメリットを見ると、Filmoraを避けた方がよさそうに感じるかもしれません。しかし、実際に編集してみると、悪評だけでは分からない良さもあります。
Filmoraは、無料で完成動画を作り続けたい人や、本格的な映像制作を細部まで追い込みたい人には合わない場合があります。一方、動画編集を初めて始める人にとっては、カットから字幕、音声、AIまで一つの画面で扱えるメリットがあります。
初心者には使いやすい
私がFilmoraを使って感じた大きな利点は、基本的な操作の場所を見つけやすいことです。
動画を読み込んでタイムラインへ置き、ハサミで分割し、不要部分を削除する。さらにテキストを追加して音量を調整し、最後にMP4で書き出す。この程度なら、動画編集ソフトに慣れていない人でも流れを覚えやすいと思います。
キーフレーム、モーショントラッキング、クロマキー、背景削除、自動字幕、ノイズ除去なども同じソフト内に用意されています。
Filmoraの基本操作が分からない場合は、Filmora初心者向けの使い方で、素材の読み込みから書き出しまで順番に確認できます。
◆TAKのワンポイントアドバイス
動画編集を始めたばかりなら、機能の数より「一本の動画を最後まで迷わず作れるか」を見てください。Filmoraはその点では入りやすいソフトです。最初からAIやエフェクトを全部使おうとせず、まずカット、文字、音声、書き出しだけ試すと判断しやすいですよ。
Filmoraが向かない人もいる
もちろん、Filmoraが全員におすすめというわけではありません。
まず、完成動画を完全無料かつ透かしなしで作り続けたいなら、Filmora無料版は候補から外れやすいでしょう。DaVinci Resolveなど、無料版でも透かしなしで多くの編集ができるソフトと比較する価値があります。
また、高度なカラーグレーディング、複雑な音声処理、外部プラグインとの連携、複数人での本格的な制作などを中心に考える場合も、Premiere ProやDaVinci Resolveなどの方が目的に合うことがあります。
さらに、月額サービスやAIクレジットの残量を気にしたくない人にも、Filmoraの現在の方向性は合わないかもしれません。
Filmoraは「何でも一番できる編集ソフト」ではなく、動画編集を始めやすくしながら、多くの機能を一つにまとめたソフトと考えると分かりやすいです。
動画編集ソフトは、機能表だけでは自分との相性が分かりません。同じカット編集でも、ボタンの場所やタイムラインの操作感が違うため、無料版を実際に触って比較するのが確実です。
PC版とスマホ版は同じではない
Filmoraについて悪い評価が生まれるもう一つの原因が、PC版とスマホ版を同じソフトだと思って購入してしまうケースです。
同じFilmoraという名称でも、PC版とiPhone・Android向けアプリでは画面構成、利用できる機能、課金方法などが異なります。PC版で紹介されている機能が、スマホ版でもまったく同じ手順や条件で使えるとは限りません。

Filmoraのスマホ版とPC版では画面やプロジェクト管理方法も異なる
スマホ版は、スマートフォンで撮影した動画をそのまま短く編集したり、縦型のSNS動画を作ったりする用途には便利です。
一方、長時間の動画や複数トラックを細かく扱うならPC版の方が作業しやすい場面があります。
「Filmoraならこの機能が使える」と聞いて購入する場合は、その情報がPC版なのかスマホ版なのかまで確認してください。ここを飛ばすと、購入後に欲しかった機能が見つからず、不満につながります。
購入前に確認したいポイント
Filmoraで後悔しないために一番効果的なのは、口コミを延々と読むことではなく、購入前に自分の用途で試すことです。
私は、次の順番で確認するのがおすすめです。
まずFilmora無料版をインストールし、実際に使う予定の動画を読み込みます。カット、文字入れ、音量調整、必要なAI機能まで試し、最後に短い動画を書き出してください。そのうえで、透かし、動作速度、必要な有料素材、AIクレジット、料金プランを確認してから購入を判断します。
特に重要なのは、「Filmoraで何ができるか」ではなく、あなたがやりたい編集をFilmoraで気持ちよく続けられるかです。
例えばYouTube動画でカット、字幕、BGM、簡単な色調整を行う程度なら、Filmoraは十分候補になります。
一方、無料で使い続けることが最優先なら別のソフトの方が納得できる可能性があります。
FilmoraとPowerDirectorで迷っている場合は、PowerDirectorとFilmoraを比較した記事も参考にしてください。使いやすさだけではなく、無料版、AI機能、買い切り、対応環境まで比較しています。
◆TAKのワンポイントアドバイス
ネット上で「神ソフト」「ゴミソフト」と両極端な意見を探すより、自分の動画を一本読み込んだ方が早いです。編集ソフトは毎週のように触る道具なので、最終的にはスペック表より「これなら続けられる」と感じるかどうかが大事ですよ。
Filmoraの評判に関するよくある質問(FAQ)
Q1. Filmoraは本当にゴミなのでしょうか?
A. 私がFilmora 15を実際に使用した範囲では、カット、文字入れ、音声調整、字幕、モーショントラッキングなど通常の動画編集は問題なく行えました。そのため、編集ソフトそのものをゴミと言い切るのは適切ではないと思います。ただし、無料版の透かし、追加素材、AIクレジット、買い切り版のアップグレード範囲を知らずに購入すると不満を感じる可能性があります。
Q2. Filmoraの評判が悪いのはなぜですか?
A. よく見られる不満は、無料版で書き出した動画に透かしが入ること、有料素材やCreative AssetsがFilmora本体とは別扱いになること、一部AI機能でAIクレジットを消費すること、永続ライセンスでも将来のメジャーバージョンがすべて含まれるわけではないことなどです。操作性そのものへの評価とは分けて考える必要があります。
Q3. Filmoraは危険なソフトですか?
A. Wondershareが提供する市販の動画編集ソフトで、日本語の公式サイトやサポートもあります。公式サイトや正規アプリストアから入手することが大切です。一方、非公式のクラック版や改造版は使用しないでください。また、ソフトの安全性とは別に、追加サービスや自動更新などの契約条件は購入前に確認する必要があります。
Q4. Filmora無料版は使えないのでしょうか?
A. 操作を試す用途なら十分役立ちます。カット、テキスト、音声などを実際の素材で試せるため、自分のパソコンとの相性を確認できます。ただし、通常の無料利用では書き出した動画に透かしが入るので、透かしなしの完成動画を継続して公開したい場合には向きません。
Q5. FilmoraとDaVinci Resolveならどちらがおすすめですか?
A. 初めて動画編集を行い、カット、字幕、テンプレート、AI機能などを分かりやすい画面で使いたいならFilmoraは候補になります。無料で本格的な編集を続けたい人や、カラー編集、音声編集などを細かく追い込みたい人にはDaVinci Resolveが合う場合があります。どちらが上というより、動画の用途と編集経験で選ぶのがおすすめです。
Filmoraがゴミかは使い方次第
Filmoraがゴミと言われる理由を実際の機能や料金の仕組みまで見ていくと、単純に「性能が悪くて使えないソフト」という話ではないことが分かります。
私がFilmora 15を使った範囲では、動画のカット、字幕、テキスト、音声調整、モーショントラッキング、背景削除、書き出しなど、一般的な動画編集は普通に行えました。
初心者でも編集の流れをつかみやすい点は、Filmoraの大きなメリットだと感じています。
一方で、無料版の透かし、Creative Assets、AIクレジット、永続ライセンスの対象範囲などは、購入前に知っておきたいところです。
- 無料版は購入前の操作確認として使う
- 透かしの有無を必ず書き出して確認する
- Filmora本体とCreative Assetsを分けて考える
- AIを使うならAIクレジットまで確認する
- 買い切りは将来の全バージョン込みではない
- 自分のPCと実際の動画素材で動作を試す
「Filmoraだからダメ」ではなく、「自分が求める使い方とFilmoraの仕組みが合っているか」で判断するのが結論です。
無料で透かしなしの動画を作り続けたいなら別のソフトを選んだ方がいいでしょう。
一方、動画編集をこれから始めて、カット、字幕、音声、エフェクト、AIまで一つのソフトで扱いたいなら、Filmoraは十分検討できる選択肢です。
ネット上の「ゴミ」という一言だけで決めるのではなく、まず無料版へ自分の動画を一本読み込み、実際の操作感を確かめてみてください。
それが、購入後に後悔しない一番分かりやすい判断方法かなと思います。