
こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。
Filmoraを見ていると、AI動画生成、画像から動画生成、AI動画補正、オブジェクト除去、テキスト読み上げなど、AIと付いた機能がかなり増えています。
「結局どれが何に使えるの?」「写真を動かしたり、自動で動画を作ったりできる?」と気になりますよね。
結論から言うと、FilmoraのAI機能は、素材作成から映像補正、切り抜き、字幕、音声、自動編集まで幅広く使えます。
特に、これまで手作業で時間がかかっていた下処理を短くできるのが便利です。
ただし、AIなら何でも一発で完成するわけではありません。生成された映像の内容、人物の肖像、著作権、字幕の誤認識などは、公開前に人の目で確認する必要があります。
また、一部機能ではAIクレジットを消費するため、頻繁に利用する人は料金まで含めて考えましょう。
- FilmoraのAI機能でできること
- AI動画生成や画像から動画生成の使い方
- 映像補正・音声・字幕・自動編集の違い
- AIクレジットと利用前の注意点
FilmoraのAI機能でできること
FilmoraのAI機能は、単純に「動画を自動生成する機能」だけではありません。
撮影前の素材作りから、編集途中の補正、人物の切り抜き、音声処理、字幕作成、長尺動画の短縮まで、動画制作のさまざまな工程で利用できます。
AI機能を目的別に見る
まずはFilmoraのAI機能を、何をしたいときに使うのかで分けてみます。
機能名を一つずつ覚えるより、目的から探した方が分かりやすいかなと思います。
| 目的 | 主なAI機能 | できること |
|---|---|---|
| 動画を作る | AI動画生成・画像から動画生成 | 文章や写真などから新しい動画素材を作る |
| 映像を直す | AI動画補正・AI夜景補正 | 画質や暗い映像などを補正する |
| 不要物を消す | AIオブジェクトリムーバー | 映像内の不要な人物や物を消す |
| 背景を消す | AIポートレート・スマートカットアウト | 人物や物を背景から切り抜く |
| 音声を作る | テキスト読み上げ・ボイスクローン | 文章からナレーションなどを作る |
| 音を直す | AIノイズ除去・AI音声補正 | 雑音を減らして声を聞き取りやすくする |
| 字幕を作る | 自動字幕・AI翻訳 | 音声を文字にしたり別言語へ翻訳したりする |
| 自動編集する | スマートショートクリップ | 長い動画から短い動画を作成する |
こうして見ると、Filmora AIは「動画生成AI」というより、動画制作全体を手伝う複数のAIツールをFilmoraの中にまとめたものと考えると分かりやすいです。

Filmoraで利用できるAI関連機能と無料版の書き出し制限を確認した画面
通常編集との違い
通常の動画編集では、カットする場所、人物を切り抜く範囲、字幕の文章などを自分で決めながら作業します。
一方、AI機能では映像や音声を解析して、その作業の一部をFilmora側へ任せられます。
例えば30分の会話動画へ字幕を付ける場合、全部手入力するとかなり時間がかかります。
自動字幕を使えば最初の文字起こしをAIへ任せ、自分は誤字や固有名詞を直す作業へ時間を使えるわけです。
背景削除でも同じです。人物の輪郭をフレームごとに手動で追い続けるより、AIポートレートやスマートカットアウトで最初の処理を行い、髪の毛や細かい部分だけ修正した方が早く終わる場合があります。
Filmora AIの大きなメリットは、編集そのものを完全自動化することではなく、時間のかかる最初の作業を短くできることです。最終調整を自分で行う前提で使うと、かなり扱いやすくなります。
AIで動画を生成する
Filmoraには、撮影した映像を編集するだけでなく、新しい動画素材そのものをAIで作る機能があります。
撮影できなかった場面の補助映像を用意したいときや、SNS向けに短い映像を作りたいときに候補になります。
テキストから動画を生成
FilmoraのAI動画生成では、作りたい映像の内容を文章で指定し、それをもとに動画を生成できます。
例えば「雨上がりの夜の街を走る車」のように、映像の内容を文章で伝えて素材を作るイメージです。

Filmoraのテキストから動画生成機能でプロンプトを入力し、AIで動画を生成する設定画面
自分で撮影するのが難しいイメージ映像や、説明動画の背景、冒頭に数秒だけ使う素材などを作りたいときには便利でしょう。
素材サイトを何十分も探していた場面をAI生成へ置き換えられる可能性があります。
ただ、生成結果は毎回同じにはなりません。人物の指、文字、複雑な物体、細かな動きなどが意図と違う形になることもあります。
欲しい動画になるまで何度か生成すると、その分だけAIクレジットを使う可能性も考えておきたいところです。
◆TAKのワンポイントアドバイス
私はAI動画生成を完成動画そのものとして使うより、「自分では撮れない数秒の補助素材を作る機能」として考える方が使いやすいと思っています。動画全体をAIへ任せるより、自分で撮影した映像の不足部分だけ補う方が違和感も見つけやすいですよ。
画像から動画を生成
Filmoraの画像から動画生成では、一枚の静止画をもとに動きのある映像を作れます。

FilmoraのAI動画生成機能で画像を読み込み、プロンプトを入力して画像から動画を生成する画面
例えば風景写真へカメラが近づいていくような動きを付けたり、静止した人物写真をもとに短い動画を作ったりできます。
通常のキーフレームによるズームとは違い、AIが画像の内容をもとに新しいフレームを作る点が特徴です。
そのため、旅行写真や商品写真をただスライド表示するよりも、動きのある素材に変えられます。
TikTok、Instagramリール、YouTubeショートなど、短い縦動画の素材を増やしたい場合にも利用しやすいでしょう。
一方、元画像に存在しない部分までAIが作るため、写真に写っていた事実をそのまま動画化しているわけではありません。
記録映像やレビューなど、事実性が重要なコンテンツで利用するときは特に注意してください。
写真を動かすときの注意
家族写真や人物写真を動かす場合は、技術的に作れるかだけで判断しない方がいいです。
本人の許可がない写真を使ったり、実際には行っていない動作をさせたりすると、肖像やプライバシーに関する問題につながる可能性があります。
有名人や第三者の写真を使う場合も同じです。インターネット上で見つけた画像だから自由にAIへ読み込める、という意味ではありません。
画像そのものの利用条件も確認しましょう。
AIで写真を動かす場合は、元画像を使用する権利と、生成した動画を公開してよいかを分けて確認してください。特に人物、商品、キャラクター、ロゴが含まれる画像では慎重な判断が必要です。
AI動画生成の使いどころ
AI動画生成が特に便利なのは、撮影し直すほどではないものの、数秒だけ映像が足りない場面です。
説明動画のイメージ映像、場面転換に使う背景、SNSの冒頭などですね。
逆に、商品の実物レビュー、旅行記録、操作手順など、実際の状態を見せることに価値がある動画では、AI生成映像へ置き換えすぎない方が伝わりやすいです。
AI映像は見栄えを作るための素材。実写は事実を伝えるための素材。このように役割を分けると、動画生成AIを使う意味がはっきりしてきます。
AIで映像を補正・加工
Filmora AIは、新しい映像を作るだけではありません。
すでに撮影した動画の画質を補ったり、不要物を消したり、人物を背景から切り抜いたりする機能もあります。普段の動画編集では、こちらの方が利用機会は多いかもしれません。
AI動画補正と夜景補正
FilmoraのAI動画補正は、撮影済みの映像を解析して見え方を改善する用途で使います。
また、暗い映像にはAI夜景補正などを利用できる場合があります。
スマートフォンで撮った映像が少し眠く見える、暗い場所で見づらい、といった素材の下処理として便利です。色や明るさを一項目ずつ触る前にAI補正を試し、そこから自分で調整すると作業時間を減らせます。
ただし、AI高画質化を使えばどんな低画質映像でも新品の4Kカメラで撮ったようになるわけではありません。
ピントが大きく外れている、白飛びで情報が残っていない、激しい手ぶれがあるといった素材には限界があります。
AI補正は「失われた情報を完全に復元する機能」ではなく、残っている映像を見やすくする機能として考えるのがおすすめです。
AIオブジェクトリムーバー

FilmoraのAIオブジェクトリムーバーで削除したい対象を選択し、AIで不要な物体を消す手順を3ステップで解説した画像
AIオブジェクトリムーバーは、映像に入り込んだ不要な物や人物などを消したいときに使います。
例えば旅行動画で背景に小さく写った人、テーブルの上に残っていた物、画面端に入り込んだ不要物などです。
これまでならマスクや複製した映像を使って時間をかけて隠していた場面でも、AI処理で作業量を減らせる可能性があります。
一方で、消した場所の背景をAIが補うため、複雑な模様や大きく動くカメラでは違和感が残る場合があります。
処理後は止めた画面だけではなく、動画として最初から最後まで再生して確認してください。
AIオブジェクトリムーバーは便利ですが、何度も試すとAIクレジットの消費が増えやすい機能でもあります。
長い動画全体を処理する前に、短い区間で結果を確認してから本番へ進む方が無駄を減らしやすいでしょう。
AIポートレートと切り抜き
FilmoraのAIポートレートは、動画や画像に写った人物を認識し、背景から人物を切り離す用途で使えます。
グリーンバックを用意していない動画でも人物だけを残せるのが便利です。
背景を別の画像へ差し替える、人物の後ろへ文字を配置する、人物だけを別の動画へ重ねる、といった編集がしやすくなります。
人物以外の物を細かく指定して切り抜きたい場合は、スマートカットアウトも候補です。
ブラシで残したい対象を指定し、AIに追跡させることで背景を取り除けます。

Filmoraのスマートカットアウトで被写体を指定し背景を削除する流れ
髪の毛、半透明の物、背景と似た色の服などでは境界が不自然になることがあります。
その場合はAIに任せたまま完成とせず、ブラシやエッジ設定で必要な部分を直しましょう。
AI顔モザイクで人物を隠す
動画内の顔を隠したい場合には、AI顔モザイクも使えます。
AIが顔を検出するため、通行人が何人も映り込んだ動画などでは、一つずつモザイクを追従させるより作業時間を減らせる場合があります。

FilmoraのAI顔モザイクで動画内の人物の顔を検出して隠す手順
ただ、顔が横を向く、別の人と重なる、画面外へ出入りするといった場面では追跡が外れる可能性があります。公開前には動画全体を確認してください。
通常のモザイク、モーショントラッキング、AI顔モザイク、背景削除の具体的な違いは、Filmoraのモザイク・背景削除と追従方法で詳しく解説しています。
AIで音声と字幕を作る
動画は映像だけでなく、声の聞きやすさや字幕でも印象が変わります。
Filmoraには、文章から音声を作る機能、声を変える機能、翻訳、ノイズ除去など、音声まわりにもAI機能があります。
テキスト読み上げ
Filmoraのテキスト読み上げは、入力した文章から音声を作る機能です。
自分でナレーションを録音できないときや、短い説明音声を追加したいときに使えます。
「Filmoraの音声読み上げ」と「自動字幕」は反対の処理なので注意してください。
テキスト読み上げは文字から声を作る機能。自動字幕は声から文字を作る機能です。
例えば商品紹介動画なら、先に原稿を書いてテキスト読み上げでナレーションを作り、その音声に合わせて映像を配置する方法もあります。
ただし、AI音声は読み方を間違えることがあります。人名、地名、製品名、英数字などは特に誤読しやすいため、一度最後まで聞いてから動画へ使いましょう。
ボイスチェンジャー
Filmoraのボイスチェンジャーでは、収録した声の聞こえ方を変えられます。
声のキャラクターを変更したり、電話や特定の空間をイメージした音響効果を加えたりできるため、通常のナレーションとは違う演出に使えます。
顔出しも声出しも避けたい解説動画では選択肢になりますし、ショート動画で人物ごとに声を変える使い方もできます。
一方、実在する人物の声に似せたり、本人が話していない内容を本人の声のように見せたりする使い方には注意が必要です。
技術的に可能なことと、公開して問題がないことは別に考えてください。
AI翻訳とリップシンク
FilmoraのAI翻訳では、動画内の音声や字幕を別の言語へ変換する用途があります。
さらに対応する機能では、翻訳した音声に合わせて口元の動きを近づけるリップシンクも利用できます。
日本語の動画を別言語版として作りたい場合、字幕を一つずつ翻訳して、別のナレーションを録音して、映像へ合わせ直す作業を減らせるのが利点です。
ただし、機械翻訳では文脈や固有名詞が意図と違う意味になる場合があります。
リップシンクも、元動画の顔の角度や動きによっては自然に見えない部分が出るかもしれません。
特に商品説明、契約条件、金額、医療、法律など、意味を間違えると困る内容では、翻訳結果をそのまま公開しないでください。
AIノイズ除去と音声補正
AIノイズ除去は、話し声の後ろに入った一定の雑音などを減らしたいときに使います。さらにAI音声補正を使えば、話し声を聞き取りやすくできる場合があります。

Filmoraのオーディオ設定からAI音声補正などを行う画面
私が音声編集で気を付けているのは、ノイズを消しすぎないことです。
処理をかけすぎると声まで薄くなったり、金属的な音に聞こえたりすることがあります。
そのため、最初から設定を大きく上げるより、少しずつ調整しながらイヤホンとスピーカーの両方で確認する方が失敗しにくいです。
AIノイズ除去や通常の音量調整まで詳しく確認したい場合は、Filmoraのノイズ除去・音量調整と音声編集も参考にしてください。
Filmoraの自動編集を使う
動画生成とは別に、手元にある長い動画をAIに解析させて編集作業を減らす機能もあります。
YouTubeやSNSを継続して投稿する人にとっては、派手な生成AIよりこちらの方が実用的かもしれません。
スマートショートクリップ

Filmoraのスマートショートクリップ機能で長い動画から用途に合った短尺動画をAI生成する設定画面
スマートショートクリップは、長い動画から見どころを探し、短い動画へ変換するための機能です。
例えば30分の対談や解説動画をYouTubeへ投稿したあと、同じ素材からTikTok、Instagramリール、YouTubeショート用の短い動画を作りたいとします。
通常なら元動画をもう一度見直して使えそうな部分を探し、開始点と終了点を決め、縦動画へ合わせる必要があります。
スマートショートクリップを使えば、この最初の候補探しをAIへ任せられます。
ただ、AIが選んだ場面が必ず視聴者にとって一番面白いとは限りません。前後の説明がなくて意味が通じない、話の途中で終わっている、といった場合も考えられます。
スマートショートクリップは「完成したショート動画を受け取る機能」より、「使えそうな場面をAIに探してもらう機能」と考えると使いやすいです。候補を作ってもらい、最後の数秒を人が詰める使い方がおすすめです。
自動字幕と文字起こし
Filmoraの自動字幕は、動画内の音声を解析して字幕へ変換します。
YouTubeの解説、インタビュー、講座、商品レビューなど、話している時間が長い動画ではかなり便利です。
字幕を全部手入力する場合、文章を聞き取るだけでなく、表示する時間も決めなければなりません。
自動字幕を使えば、この土台を作ってもらえます。
ただし、人名、製品名、専門用語、数字は誤認識する可能性があります。
「1,000円」が別の数字になっていれば意味が変わりますよね。字幕生成後は必ず文章を読み直しましょう。
AIスマート検索
素材が増えてくると、「あの場面はどこだったかな」と探す時間が意外とかかります。
AIスマート検索は、素材の内容を探しやすくするための制作支援機能です。
動画が数本しかない短いプロジェクトでは必要性を感じにくいかもしれません。
しかし、旅行で何十本も撮影した動画や、商品レビューで複数の撮影素材を使う場合には、素材探しの時間を減らせます。
AI編集というと映像を派手に変える機能を想像しやすいですが、こうした「探す時間を短くする機能」も実際の編集では役立ちます。
自動編集後は必ず確認する
Filmoraの自動編集を使うと制作時間を短くできますが、最終判断まで任せるのはおすすめしません。
字幕の誤字、話の切れ目、顔モザイクの追従、AIが消した背景、翻訳内容などは、数秒の確認だけでは見落とすことがあります。
私はAIを使った部分ほど、書き出し前に通常速度で再生する方がいいと思っています。
AIを使わなかった部分は自分で編集しているので内容を覚えていますが、自動処理された部分は自分が細部を見ていないことがあるからです。
◆TAKのワンポイントアドバイス
AIを使って10分短縮できても、公開後に字幕やモザイクのミスが見つかれば修正にもっと時間がかかります。AI処理のあとは「できたから次へ」ではなく、結果確認までを一つの作業として考えると安心ですよ。
AIクレジットと料金を確認
FilmoraのAI機能を使ううえで、必ず知っておきたいのがAIクレジットです。
Filmora本体の有料ライセンスを持っていても、対象となるAI機能をすべて無制限で利用できるわけではありません。
AIクレジットの仕組み
AIクレジットは、クラウド上のAI処理などを実行するときに消費するポイントです。機能によって必要なクレジット数は違います。
2026年8月に確認した代表例では、一般的な目安として次のような消費量があります。
| AI機能 | 消費量の目安 |
|---|---|
| 自動字幕起こし | 4クレジット/分 |
| 字幕起こし+翻訳 | 5クレジット/分 |
| テキスト読み上げ | 1クレジット/10文字 |
| AI画像生成 | 10クレジット/回 |
| AI音楽生成 | 30クレジット/回 |
| AIオブジェクトリムーバー | 100クレジット/回 |
| スマートショートクリップ | 6クレジット/分 |
動画生成のように処理量が大きい機能では、設定によってさらに多くのクレジットを使う場合があります。
消費ルールは変更されることもあるため、実行前にFilmora上に表示される必要クレジットを確認してください。
AIクレジットの有効期限や追加購入まで確認したい場合は、FilmoraのAIクレジットは無制限なのか解説した記事で詳しく紹介しています。
1000クレジットの使い方
1,000クレジットと聞いても、多いのか少ないのか分かりにくいですよね。
自動字幕を中心に使う場合と、動画生成やオブジェクト除去を何度も使う場合では減り方が大きく変わります。
例えば自動字幕起こしだけなら、1分4クレジットという条件では単純計算で約250分です。一方、1回100クレジット必要なAIオブジェクトリムーバーだけなら約10回になります。
つまり、「1,000クレジットあるから十分」ではなく、自分が何のAI機能を使うかで判断する必要があります。
特に生成AIでは、一回目で理想の映像になるとは限りません。
完成動画で1回しか使わなくても、その候補を作るために5回生成すれば5回分のクレジットを使います。
AIを使う人のプラン選び
2026年8月に日本向けWindows版で確認した価格では、ベーシック年間プラン、アドバンス年間プラン、永続ライセンスが用意されています。
| プラン | 価格の目安 | AIクレジット |
|---|---|---|
| ベーシック年間 | 6,980円/年 | 契約時の最新条件を確認 |
| アドバンス年間 | 7,980円/年 | 1,000/月 |
| 永続ライセンス | 8,980円 | 購入時1,000 |
上記はあくまで一般的な目安で、価格、キャンペーン、OS、購入経路、AIクレジットの付与条件は変わる可能性があります。
毎月AI字幕や生成機能を使うなら、月ごとにクレジットが付与されるプランを含めて考えた方が分かりやすいでしょう。
一方、年に数回しか動画を作らないなら、AIクレジットだけを理由に上位プランを選ぶ必要はありません。
Filmora本体の料金とAI機能の利用コストは分けて考えてください。特に動画生成を何度も試す予定なら、購入価格だけでなくAIクレジットの消費まで含めて費用対効果を見ることが大切です。
Filmora AIを使う注意点
AI機能を使うと、これまで数十分かかっていた処理を短時間で終えられることがあります。
ただし、AIが作った結果だから正しい、AIが処理したから安全、というわけではありません。
生成物の事実性を確認する
AI動画生成や画像から動画生成では、元の素材に存在しなかった映像をAIが作ります。そのため、本当に撮影した映像と同じ感覚で扱わない方がいいです。
例えば旅行動画で、実際には存在しない建物や景色をAIが追加した映像を「現地の様子」として紹介すれば、視聴者へ誤解を与える可能性があります。
商品レビューでも同じで、AIによって商品の形や色が変わっていれば、実物を紹介する映像として適切ではありません。
イメージ映像として使うのか、事実を示す映像として使うのか。ここを公開前にはっきり分けてください。
肖像と著作権を確認する
Filmoraで生成できるからといって、入力する写真、音声、音楽、キャラクターなどを自由に使えるわけではありません。
他人が撮影した写真、第三者の顔、有名人の声、企業ロゴ、既存キャラクターなどをAIへ入力する場合は、それぞれの権利や利用条件を確認する必要があります。
また、Filmora本体の利用条件と、Filmora内で利用する素材のライセンスも同じではありません。YouTube収益化や仕事で使う場合は特に注意してください。
Filmoraを仕事や収益化動画へ使う場合の考え方は、Filmoraの商用利用とYouTube収益化の注意点で素材別に解説しています。
AIの結果を人が確認する
字幕、翻訳、背景削除、モザイク、オブジェクト除去、音声生成。どのAI機能でも最後は人が確認する必要があります。
特に顔モザイクは一瞬でも外れれば個人情報が映る可能性があります。字幕の数字を間違えれば商品の価格が変わります。AI翻訳で否定表現を取り違えれば、文章の意味そのものが反対になることも考えられます。
AIを使う目的は確認作業まで消すことではなく、確認する前の作業を減らすこと。私はこの考え方で使うのが一番安心かなと思います。
FilmoraのAI機能やクレジット条件はアップデートによって追加・変更されることがあります。実際に使用するときはFilmora内の表示を確認し、料金や利用条件については正確な情報を公式サイトをご確認ください。権利関係など個別の事情で判断が難しい場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
Filmora AIが向いている人
Filmora AIは、AIだけで一本の映画を自動生成したい人というより、普段の動画編集を早く終わらせたい人と相性がいいと思います。
自動字幕、ノイズ除去、背景削除、スマートショートクリップなどを一つの編集ソフト内で完結できるため、AI処理のたびに別サービスへ素材をアップロードする手間を減らせます。
特にYouTube、Vlog、商品紹介、SNS動画などを定期的に制作する人なら、毎回発生する小さな作業の時短が積み重なります。
反対に、AI高画質化や動画変換だけを中心に使うならVideoProc Converter AIのようなソフトも候補です。AI編集を使いながら別の編集環境も比較したいならPowerDirectorなども検討できます。
大切なのはAI機能の数ではなく、自分が毎月繰り返している作業を減らせる機能があるかで選ぶことです。
Filmora AIのよくある質問
最後に、FilmoraのAI機能を使う前に気になりやすい内容へ回答します。
Filmora AIのよくある質問(FAQ)
Q1. FilmoraではAIで動画を生成できますか?
A. できます。Filmoraには文章などから動画を作るAI動画生成や、静止画像をもとに映像を作る画像から動画生成があります。ただし、生成する方法や設定によってAIクレジットを消費するため、実行前に必要クレジットを確認してください。
Q2. Filmoraで写真を動かすことはできますか?
A. 画像から動画生成を利用することで、静止した写真をもとに動きのある短い映像を作れます。通常のキーフレームによるズームとは異なり、AIが新しい映像を生成するため、人物写真などを利用する際は肖像や画像の利用条件も確認してください。
Q3. FilmoraのAI機能は無料ですか?
A. 無料版で試せるAI機能や体験回数が設定される場合がありますが、本格的に利用する機能ではAIクレジットが必要になることがあります。Filmoraを有料化すれば、すべてのAI処理を無制限に利用できるという仕組みではありません。
Q4. Filmoraは自動で動画編集できますか?
A. スマートショートクリップなどを使えば、長尺動画から短い動画の候補を自動生成できます。自動字幕やAIスマート検索なども編集時間の短縮に役立ちます。ただし、カット位置、字幕、内容が適切かは公開前に人が確認することをおすすめします。
Q5. FilmoraのAIクレジットは無制限ですか?
A. 現在の一般ユーザー向けプランでは、対象AI機能を利用するとクレジットを消費する仕組みです。機能ごとに消費量が異なり、動画生成やオブジェクト除去では多く消費する場合があります。利用頻度が高い人は、クレジット付与量まで含めてプランを比較してください。
FilmoraのAI機能まとめ
FilmoraのAI機能は、動画をゼロから作る生成AIだけではありません。
撮影した素材を加工し、字幕や音声を作り、不要な作業を減らすところまで幅広く使えます。
- 文章や画像からAI動画を生成できる
- 静止画から動画を作り写真を動かせる
- AI動画補正や夜景補正で撮影素材を補える
- AIオブジェクトリムーバーで不要物を消せる
- AIポートレートやスマートカットアウトで背景を削除できる
- AI顔モザイクで人物の顔を自動検出できる
- テキスト読み上げやボイスチェンジャーを利用できる
- AI翻訳やリップシンクで多言語動画を作りやすい
- AIノイズ除去で音声の下処理を短縮できる
- スマートショートクリップで長尺動画を短くできる
- 一部AI機能ではAIクレジットを消費する
私がFilmoraのAI機能で一番メリットを感じるのは、「全部をAIに作らせること」ではなく、自分が時間を取られていた部分だけAIへ任せられることです。
字幕入力に30分かかっていたなら自動字幕、背景削除が大変ならスマートカットアウト、長尺動画からショートを探すのが面倒ならスマートショートクリップ。
このように自分の作業に合わせて使う方が、AI機能を活かしやすいかなと思います。
その一方で、生成された映像の事実性、人物の肖像、著作権、翻訳や字幕の内容は必ず確認しましょう。
また、AIを頻繁に利用する場合はクレジット消費も含めて費用対効果を判断してください。
AIだから任せきりにするのではなく、面倒な下処理はAIへ、公開するかどうかの判断は自分で。FilmoraのAI機能は、この使い分けができるとかなり便利な動画編集ツールになります。