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Filmoraのキーフレーム・モーショントラッキング入門

Filmoraのキーフレームとモーショントラッキングで路面電車の動きを編集するイメージ

こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。

Filmoraで少し凝った動画を作ろうとすると、「画像をゆっくり拡大したい」「文字を動く被写体についていかせたい」「キーフレームを入れたのに動きがぎこちない」といった疑問が出てきますよね。

Filmoraにはキーフレームとモーショントラッキングがあり、どちらも動画に動きを付ける機能ですが、役割はかなり違います。

キーフレームは自分で開始点と終了点を決めて動かす方法、モーショントラッキングは映像内の対象を解析して追いかける方法です。

結論から言うと、自然なアニメーションはキーフレームをむやみに増やすより、開始点・終了点と速度変化を整える方が作りやすいです。

モーショントラッキングも、対象が見切れたり追跡がずれたりした場面を放置せず、クリップを分けて再設定することが重要ですよ。

この記事でわかること
  1. Filmoraのキーフレームの基本的な使い方
  2. イージングとアンカーポイントの役割
  3. モーショントラッキングの設定手順
  4. 追跡できない・動きが不自然な場合の対処法

Filmoraの動きの基本

Filmoraでアニメーションを作る前に、キーフレームとモーショントラッキングの違いを押さえておきましょう。

ここを混同すると、本来は数秒で済む編集に手間をかけることがあります。

キーフレームと追跡の違い

キーフレームは、「この時点ではこの状態」「数秒後にはこの状態」という2つ以上のポイントをFilmoraへ指定し、その間の変化を作る機能です。

例えば動画の最初ではスケール100%、3秒後では150%に設定すると、その間を徐々に拡大するズームアニメーションを作れます。

位置を変えれば横移動、回転角度を変えれば回転、不透明度を変えればフェードのような表現が可能です。

一方、モーショントラッキングは動画内を移動している対象をFilmora側に追跡させる機能です。

走っている車、歩いている人物、移動する路面電車などに、文字や画像、モザイクを付いていかせたい場合に向いています。

自分で動きを決めたいならキーフレーム、映像内の対象についていかせたいならモーショントラッキングと覚えておくと分かりやすいですよ。

動画編集そのものにまだ慣れていない場合は、先にFilmoraの使い方を初心者向けに解説した記事で、タイムラインやクリップ選択の基本を確認しておくと進めやすいかなと思います。

キーフレームで変えられる項目

Filmoraでは、設定項目の横に表示されるひし形のアイコンがキーフレーム設定の目印です。

代表的なのは位置、スケール、回転、不透明度など。

例えば画面左下に置いた画像を右上へ移動させたり、小さなテキストを徐々に大きくしたり、回転しながら画面へ登場させたりできます。

大切なのは、キーフレーム自体が「アニメーション」ではないことです。

キーフレームは変化させたいポイントを記録する目印で、その前後で数値が変わることで初めて動きになります。

最初のキーフレームと次のキーフレームがまったく同じ数値なら、時間が進んでも見た目は変わりません。「キーフレームを追加したのに動かない」という場合は、まず前後の数値が変わっているか確認してください。

追跡が向いている場面

モーショントラッキングが便利なのは、対象の位置を毎フレーム手作業で合わせるのが大変な動画です。

例えば、走行する車のナンバーへモザイクを重ねる、歩く人物の頭上へ名前を表示する、動いている商品へ説明用テキストを付けるといった編集。

これをキーフレームだけで行うこともできますが、対象が細かく方向を変える動画ではキーフレームの数がかなり増えてしまいます。

そこでモーショントラッキングを使えば、Filmoraが対象の位置を解析し、その動きへ別の要素をリンクできます。

◆TAKのワンポイントアドバイス

私は「決めたルートで動かしたいならキーフレーム、実写の被写体へ合わせたいならトラッキング」という分け方をしています。似ているようで役割が違うので、最初にここを決めるだけでも編集がかなり楽になりますよ。

キーフレームの使い方

ここからはFilmoraでキーフレームを使って、実際に動きを作る方法を見ていきます。

最初は複雑なアニメーションではなく、ズームのように変化が分かりやすい編集から試すのがおすすめです。

拡大アニメーションを作る

まずタイムラインへ動画を配置し、キーフレームを設定したいクリップを選択します。

右側の動画設定からスケールなどの項目を開き、再生ヘッドをアニメーションの開始位置へ合わせてください。

そこでひし形のキーフレームアイコンを押し、開始時のスケールを100%にします。

次に再生ヘッドを数秒先へ移動し、スケールを150%などへ変更します。

Filmoraで動画のスケールを150%に拡大してキーフレームを設定する画面

Filmoraでスケールを変更してズーム用キーフレームを設定する画面

これで開始地点から終了地点まで徐々に動画が拡大します。

難しく見えるキーフレームですが、基本は開始状態と終了状態をFilmoraへ覚えさせるだけです。

実際の見え方を比較すると、開始位置では広く画面が見え、終了位置へ進むにつれて被写体へ寄るようなズームになります。

Filmoraでキーフレームを使ったズームの開始位置と終了位置を比較した画面

Filmoraのキーフレームで作成したズームの開始位置と終了位置

キーフレーム同士の間隔も重要です。同じ100%から150%への変化でも、1秒で拡大すればかなり速く、5秒かければゆっくり動きます。

つまり、数値だけではなくキーフレーム同士の距離がアニメーション速度を決めるということです。

位置と回転を組み合わせる

キーフレームはスケールだけに使うものではありません。

位置、回転、不透明度などを組み合わせることで、Filmoraでもさまざまなアニメーションを作れます。

例えば画像を画面左側から中央へ移動させながら、スケールを80%から100%へ変更すれば、少し小さい状態から近づいてくるような表現になります。

さらに回転も加えれば、回りながら画面へ入ってくる動きも作れます。

ただ、すべての項目を同時に大きく変えると、視聴者がどこを見ればいいのか分かりにくくなるかもしれません。

私は説明動画なら、位置とスケールの2つ程度から始めるのがおすすめだと思っています。

動きを増やすこと自体が目的になってしまうと、かえって動画が落ち着かなく見えるからです。

キーフレームは多いほど良いわけではありません。最初は「開始」「終了」の2点だけで作り、必要になった場所だけ途中のキーフレームを追加すると扱いやすいです。

イージングで自然に動かす

キーフレームを2つ設定しただけでも動きますが、一定速度で移動すると機械的に見える場合があります。そこで使いたいのがイージングやベジェ曲線です。

例えば現実の車は、止まった状態から一瞬で一定速度になるわけではありません。

最初はゆっくり動き出し、そのあと速度が上がり、停止する前には再び減速します。

アニメーションも同じで、開始直後と終了直前の速度を変えるだけで印象がかなり変わります。

Filmoraではキーフレームアニメーションを表示し、グラフを見ながら速度変化を調整できます。

Filmoraでキーフレームを右クリックしてキーフレームアニメーションを表示する方法

Filmoraでキーフレームアニメーションを表示するメニュー

Filmoraのキーフレームアニメーション画面でスケール変化をグラフ編集する様子

Filmoraのキーフレームアニメーションで速度変化を調整する画面

Filmoraにはリニア、カーブ、イーズイン、イーズアウトなど、動きの変化を調整する方法があります。

詳細な操作はWondershare Filmora公式のキーフレームパネルでも確認できます。

自然に見せたいなら、途中へ大量のキーフレームを追加する前に速度曲線を調整してみてください。

2つのキーフレームだけでも、速度の付き方を変えるとかなり印象が変わりますよ。

Filmoraでキーフレームとベジェ曲線を使って滑らかなアニメーションを作成する手順

Filmoraでキーフレームとベジェ曲線を使って動きを調整する手順

アンカーポイントを使う

Filmoraのアニメーションでもう一つ覚えておきたいのがアンカーポイントです。

アンカーポイントは、簡単に言うと回転や拡大縮小の基準になる位置です。

通常はオブジェクトの中心付近が基準になりますが、アンカーポイントを変更すると動き方も変わります。

例えば四角い画像を中央のアンカーポイントで回転させれば、その場でくるくる回ります。

一方、左下へアンカーポイントを移動すると、左下を軸にして扉のように大きく回転させることができます。

スケールでも同様です。中心を基準に拡大すれば四方向へ広がるように見えますが、端へアンカーポイントを移動すれば、その場所を基準に伸びていくような表現になります。

「回転を設定したら思っていた場所から大きく外れた」「拡大したら狙った方向と違う」と感じた場合は、位置のキーフレームだけで直そうとせず、アンカーポイントも確認してみてください。

アンカーポイントは動きの基準点。位置は「どこへ置くか」、アンカーポイントは「どこを軸として変形させるか」と考えると違いを理解しやすいです。

モーショントラッキングの使い方

実写映像の中で移動する人物や物へ文字、画像、モザイクを追従させたい場合は、モーショントラッキングを使います。

設定そのものより、最初に追跡枠をどこへ置くかが仕上がりを左右します。

追跡する対象を指定する

まず動画をタイムラインへ配置し、追跡したいクリップを選択します。動画設定の中からモーショントラッキングを開いてください。

Filmoraの動画設定パネルにあるモーショントラッキング機能の場所

Filmoraの動画設定パネルにあるモーショントラッキング機能

モーショントラッキングを有効にすると、プレビュー上へ追跡枠が表示されます。

この枠を追いかけたい人物や物へ合わせ、大きさも調整します。

Filmoraで追跡対象に合わせてモーショントラッキング枠の位置とサイズを調整する画面

Filmoraで対象へモーショントラッキング枠を合わせる画面

ここで枠を大きくしすぎると、対象以外の背景までFilmoraが追跡の手掛かりとして捉えやすくなります。

反対に小さすぎると、対象が少し動いただけで枠から外れてしまいます。

私が路面電車の動画で試した場合も、車体全体を囲むより、形や色を判別しやすい範囲へ合わせた方が確認しやすい印象でした。

対象を設定したら追跡を開始します。Filmoraが動画を解析するので、終わったら必ず最初から最後までプレビューしてください。

文字やモザイクを追従させる

追跡が完了したら、そのデータへ文字、画像、ステッカー、モザイクなどを関連付けます。

例えば車のナンバーを隠したい場合は、リンクする要素としてモザイクを追加し、プレビュー画面で位置とサイズを調整します。

Filmoraのモーショントラッキングで追跡対象へモザイクを追加する画面

モーショントラッキングの追跡結果へモザイクを追加する画面

モザイクを置いたら、対象を十分に隠せる大きさへ調整します。

追跡対象ぎりぎりにすると、少しずれただけでナンバーや顔が見えてしまうため、私は少し余裕を持たせる方が安心だと思います。

Filmoraでモーショントラッキング用モザイクの位置とサイズを調整する画面

Filmoraで追従モザイクの位置とサイズを調整する画面

タイムラインではモザイクが必要な区間に合うよう表示時間も調整してください。

Filmoraのタイムラインでモーショントラッキング用モザイクの長さを調整する画面

Filmoraで追従モザイクの表示時間を調整する画面

最終的には、モザイクが対象の移動へ合わせて追従します。

Filmoraのモーショントラッキングでモザイクが動く路面電車へ追従している画面

モーショントラッキングでモザイクが路面電車へ追従している状態

モザイク追従や背景切り抜きまで詳しく知りたい場合は、Filmoraのモザイクと背景削除を実機で解説した記事も参考にしてください。

複数の対象を追跡する

「Filmoraのモーショントラッキングで複数の対象を追跡したい」というケースもあります。

例えば2台の車それぞれのナンバーを隠す、複数の人物へ別々の要素を付けるような編集です。

この場合に大切なのは、すべてを一つの追跡枠で処理しようとしないことです。対象ごとに追跡処理を分け、それぞれに必要な要素を設定する方が確認しやすくなります。

特に対象同士が交差したり、片方だけ画面外へ出たりする動画では、一つの長いクリップのまま作業すると修正場所が分かりにくくなります。

そこで対象が見切れる位置や場面が大きく切り替わる位置でクリップを分割し、必要な区間ごとに追跡をやり直す方法が使いやすいです。

追跡対象が途中で画面外へ消える動画を、無理に一本のトラッキング処理で最後まで追わせない方がいいです。見切れる前後でクリップを分け、再び対象が映った場所から追跡し直してください。

Filmora公式でもモーショントラッキングは、移動する対象へテキストや画像などを追従させる機能として案内されています。

最新の画面構成や対応内容はWondershare Filmora公式のモーショントラッキングガイドも確認してください。

うまく動かないときの対処

キーフレームやモーショントラッキングは便利ですが、一度設定すれば必ず狙った結果になるわけではありません。

ここでは「キーフレームができない」「追跡がずれる」「動きが不自然」といった、つまずきやすい部分を確認します。

キーフレームが動かない

キーフレームを追加したのにアニメーションしない場合は、最初に2つ以上の地点で設定値が変わっているか確認してください。

例えば開始位置のスケールが100%、終了位置も100%なら、その間で変化がないので画面は動きません。

終了側を150%へ変更すれば拡大が始まります。

もう一つ確認したいのが、キーフレームを付けた項目です。位置を動かしたいのにスケールへキーフレームを追加しても、位置は変わりません。

また、再生ヘッドが想定とは違う位置にあるまま数値を変更すると、意図しない場所へキーフレームが追加されることがあります。

タイムラインを拡大し、開始点と終了点がどこにあるのか目で確認すると原因を見つけやすいですよ。

動きがぎこちない

キーフレームアニメーションがぎこちなく見えると、途中へキーフレームをどんどん増やしたくなるかもしれません。

ただ、キーフレームが増えるほど数値の変化も細かくなり、あとから修正する場所が分かりにくくなります。

少し触っただけで別の区間の速度まで変わり、さらにキーフレームを追加するという状態にもなりがちです。

まず開始点と終了点だけで狙った移動量を作り、そのあとイージングを調整する。私はこの順番の方が扱いやすいと思います。

速すぎる場合はキーフレーム同士の間隔を広げ、遅すぎるなら近づけます。

動き出しや停止だけ不自然なら、ベジェ曲線やイーズイン、イーズアウトを確認してください。

◆TAKのワンポイントアドバイス

キーフレームは「点を増やして滑らかにする」というより、「少ない点で大きな動きを作って、速度曲線で自然にする」と考えると分かりやすいです。修正もしやすくなりますよ。

追跡が途中でずれる

モーショントラッキングが外れる原因はいくつかあります。

特にずれやすいのが、対象が別の物へ隠れる場面、画面外へ出る場面、急に向きが変わる場面、カメラが大きく揺れる場面です。

また、追跡したい対象と背景の色や明るさが近い映像では、Filmoraが境界を判断しにくくなる場合があります。

小さく映った対象やモーションブラーが大きい場面でも同様です。

追跡が外れた場合は、ずれた状態のまま最後まで解析を続けるより、ずれ始めた位置まで戻ってください。

そこでクリップを分割し、追跡枠をもう一度対象へ合わせて処理し直す方が確実です。

特に顔や車のナンバーなど、見えてはいけない情報を隠す用途では、自動追跡だけを信用して公開しないことが重要です。

数フレームだけモザイクがずれていないか、書き出し後の動画も最初から最後まで確認してください。

キーフレームと追跡を併用する

キーフレームとモーショントラッキングは、どちらか一方しか使えないわけではありません。組み合わせると修正の自由度が上がります。

例えばモーショントラッキングで人物の動きを追い、その人物へ表示するテキストには別途キーフレームでスケールや不透明度の変化を付ける方法があります。

人物には文字が付いていきながら、表示直後は小さく、少しずつ100%へ拡大するような演出です。

ただし、追跡位置そのものがずれているのに、キーフレームを大量に追加して無理に直すのはおすすめしません。

トラッキングが外れているなら、まず追跡処理を修正。そのあとに演出としてキーフレームを加える方が分かりやすいでしょう。

同じように再生速度も組み合わせられますが、速度を大きく変更すると対象の移動時間も変わります。

倍速やスローを使う場合は、先にFilmoraで再生速度を変更する方法も確認しておくと編集順を決めやすくなります。

プレビューが重い場合

キーフレームやモーショントラッキングを使った動画では、編集画面のプレビューが重くなる場合があります。

特に4K素材へ複数のエフェクト、モザイク、AI処理などを重ねていると、Filmoraがリアルタイムで表示する処理量も増えていきます。

プレビューがカクカクすると、キーフレーム自体が失敗しているように感じることがありますが、完成動画まで同じようにカクつくとは限りません。

その場合はプレビュー品質を2分の1や4分の1へ下げたり、プロキシやレンダリングプレビューを使ったりして確認します。

動きのタイミングを確認するときはプレビュー品質を下げ、最終的な輪郭や画質を確認するときだけ高品質へ戻す方法も使いやすいです。

Filmoraのよくある質問

最後に、Filmoraのキーフレーム、イージング、アンカーポイント、モーショントラッキングについて検索されやすい疑問をまとめます。

キーフレームと追跡のFAQ

Q1. Filmoraでキーフレームを使うと何ができますか?

A. 位置、スケール、回転、不透明度などの値を時間ごとに変化させ、ズーム、移動、回転、フェードなどのアニメーションを作れます。まず開始位置と終了位置にキーフレームを設定し、それぞれ異なる値を指定するのが基本です。

Q2. Filmoraでキーフレームを設定しても動かないのはなぜですか?

A. 前後のキーフレームで同じ値が設定されている可能性があります。例えばスケール100%から100%では変化しません。開始100%、終了150%のように値を変え、キーフレームの位置も確認してください。

Q3. Filmoraのイージングとは何ですか?

A. キーフレーム間の速度変化を調整する考え方です。一定速度だけでなく、ゆっくり動き始めて途中で速くする、終了前に減速するといった動きを作れます。キーフレームを増やす前にイージングやベジェ曲線を調整すると自然に見せやすいです。

Q4. Filmoraのアンカーポイントは何に使いますか?

A. 回転や拡大縮小などの基準点として使います。中央を基準に回転するだけでなく、アンカーポイントを端へ移動すれば、その位置を軸にした動きを作れます。回転やズームが想定と違う方向へ動く場合にも確認したい項目です。

Q5. モーショントラッキングが途中で外れる場合はどうしますか?

A. 追跡がずれ始めた場所でクリップを分割し、対象へ追跡枠を合わせ直して再設定する方法が使いやすいです。対象が画面外へ出る場面や別の物へ隠れる場面は特に追跡が外れやすいため、一本の長い処理にこだわらず場面ごとに分けてください。

Filmoraの動き編集まとめ

Filmoraのキーフレームとモーショントラッキングを使えば、単純なカット編集だけでは作れない動きを動画へ追加できます。

自然な動きを作るコツ

キーフレームでは、まず開始点と終了点を決めてください。その2点だけで狙った位置、サイズ、回転を作り、そのあと速度が不自然ならイージングやベジェ曲線を調整します。

途中のキーフレームは、本当に動きを変えたい場所だけ追加するくらいで十分です。

モーショントラッキングでは、最初の追跡枠を対象へできるだけ合わせ、解析が終わったら全編を確認します。

途中で対象が見切れる、別の物へ隠れる、急に方向を変える場合は、そこでクリップを分けて追跡をやり直しましょう。

Filmoraで自然な動きを作るポイント

  • キーフレームは開始点と終了点から作る
  • 動きの速さはキーフレーム間隔で調整する
  • イージングやベジェ曲線で速度変化を付ける
  • 回転や拡大ではアンカーポイントも確認する
  • 追跡が外れた場面は分割して再設定する
  • 完成後は動画全体を再生して確認する

キーフレームをたくさん置けば滑らかになるわけではありません。

むしろ少ないポイントで動きを作り、速度変化を丁寧に調整する方が修正しやすく、見た目も自然になりやすいです。

モーショントラッキングも同じで、自動処理に任せきりにするのではなく、ズレた場所だけ人の目で直すことが大切です。

あなたが作りたい動画でも、まず短いクリップでズームと追跡を一度試してみると、仕組みをかなり理解しやすくなるかなと思います。

Filmoraの機能や画面構成はバージョンアップによって変更される可能性があります。

正確な情報はFilmora公式サイトをご確認ください。

商用利用や権利、契約条件など判断が必要な内容については、最終的な判断は販売元や専門家にご相談ください。

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