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こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。
DaVinci ResolveをiPadで使ってみたいけれど、「PC版と同じことができるのか」「無料版のままで編集できるのか」「iPadだけでYouTube動画まで完成できるのか」と迷っていませんか。
DaVinci Resolve for iPadは、タブレット向けに作り直された簡易アプリではなく、PC版と共通する編集・カラー処理の考え方を持つ本格的なアプリです。
ただし、PC版の機能をそのままiPadへ移したものではありません。
ここを知らずに導入すると、FusionやFairlightを使いたい場面で「思っていたのと違う」となりやすいです。
私の結論は、iPad版は外出先での素材確認、カット、カラー調整、簡単な仕上げにかなり便利です。
一方、複雑な合成、大量素材、細かな音声処理まで行うなら、PC版を中心にしたほうが作業しやすいかなと思います。
- DaVinci Resolve iPad版でできる編集内容
- iPad版とPC版で異なるページや機能
- 無料版とStudioアプリ内購入の違い
- iPhone・Android版の有無とおすすめ運用
DaVinci Resolve iPad版とは
DaVinci Resolve for iPadは、Blackmagic Designが提供するiPad向けの映像編集アプリです。
2026年9月時点ではDaVinci Resolve 21系が提供されており、日本のApp Storeでも無料でダウンロードできます。
iPad版でできる主な編集

iPad版DaVinci Resolveの編集画面でフォト・カット・カラー・書き出しの各ページを示した画像
iPad版の中心になるのは、短時間で動画を組み立てるCutページと、本格的な色調整を行うColorページです。
さらに現在はDeliverページにも正式対応しており、iPad上で編集した動画を書き出すところまで進められます。
Cutページでは、素材の確認、不要部分のカット、クリップの並べ替え、トランジション、タイトル、速度変更、簡単な音量調整などを進められます。
Colorページでは、明るさ、ホワイトバランス、コントラスト、彩度、カーブ、Power Window、トラッキング、LUTなどを使ったカラー調整が可能です。
iPad版は「PC版の代用品」ではなく、CutとColorを軸に持ち運べる編集環境として考えると分かりやすいです。
対応iPadと推奨スペック
日本のApp Storeでは、現在のDaVinci Resolve for iPadはiPadOS 18.0以降、A12 Bionic以降が必要と案内されています。
ただし、インストールできる条件と、4K素材を快適に編集できる条件は同じではありません。
Blackmagic Designは、より快適に使う目安としてM1以降のiPad Proと8GB以上のメモリを推奨しています。
古いiPadでは解像度がHDに制限されたり、メモリ不足で一部機能が使いにくくなったりする可能性があります。
対応機種とアプリ内購入の最新表示は、AppleのDaVinci Resolve for iPad公式App Storeページで確認できます。
iPhoneとAndroid版はあるのか
2026年9月時点で、DaVinci Resolve for iPadと同等の正式なDaVinci Resolve iPhone版やAndroid版は確認できません。

Google PlayでDaVinci Resolveを検索し、Androidには公式編集アプリが見当たらずBlackmagic Cameraが表示されている確認画面
検索すると「DaVinci Resolveスマホ版」「DaVinci Resolve Android」といった言葉が出てきますが、iPad版とスマホ向けアプリを混同しないようにしてください。
Blackmagic DesignはiPhoneやAndroid向けにBlackmagic Cameraを提供していますが、こちらは撮影アプリです。
DaVinci Resolveの編集画面をスマホへ移したアプリではありません。
スマホでDaVinci Resolveを使いたい場合、非公式アプリや似た名前のアプリを安易に入れないほうが安全です。正確な配信状況はBlackmagic Designまたは各OSの公式アプリストアで確認してください。
iPad版とPC版の違い
見た目が似ていても、iPad版とPC版では使えるページ、周辺機器、ファイル管理、細かな設定項目に差があります。
特にPC版をすでに使っている人は「同じDaVinci Resolveだから全部同じ」と考えないことが大切です。
| 比較項目 | iPad版 | PC版 |
|---|---|---|
| 主な編集ページ | Cut・Color・Deliverを中心に利用 | Media・Cut・Edit・Fusion・Color・Fairlight・Deliverなど |
| 操作 | タッチ・Apple Pencil・キーボード | マウス・キーボード中心 |
| Fusion | PC版と同じ前提では使わない | 本格的なVFX・合成に対応 |
| Fairlight | PC版と同じ音声作業環境ではない | 細かな音声編集・ミキシングに対応 |
| ファイル管理 | iPadOSの権限やストレージ仕様の影響を受ける | OS上のファイルへ広くアクセスしやすい |
| 持ち運び | 非常にしやすい | ノートPCでもiPadより荷物が増えやすい |
| 外部ストレージ | USB-C接続SSDなどを利用可能 | SSD・HDD・NASなど幅広い構成を組みやすい |
CutとColorがiPadの中心
iPad版で最初に覚えるなら、CutとColorの2ページからで十分です。Cutページは、素材を見ながらスピーディーに並べていく編集に向いています。
PC版でEditページを中心に使っている人は最初こそ戸惑うかもしれませんが、短い動画ではCutページだけでもかなり作業できます。

iPad版DaVinci Resolveのカラーページでカラーホイールやスコープを使って色補正している画面
iPad版でもColorページを中心に本格的なカラー調整を行えます。画面サイズは限られるものの、色を作る考え方をPC版と共通化しやすいのが魅力です。
FusionとFairlightはPC中心
PC版では、FusionページでVFXやモーショングラフィックス、Fairlightページで音声編集やミキシングを行えます。ここはiPad版との違いを最も感じやすいところです。

PC版DaVinci ResolveのFusionページ。複雑な合成はPCで行うほうが扱いやすい
ネット上では、キーボードショートカットを使ってiPad版から別ページへアクセスする方法が紹介されることがあります。
しかし、表示できることと、iPad向けに正式な操作環境として用意されていることは別です。
Fusionを多用する映像制作を目的にiPadを買うのはおすすめしません。
ノードが増えるほど画面の狭さや処理負荷が気になりやすく、結局PCへ戻る可能性が高いからです。

PC版DaVinci ResolveのFairlightページ。細かな音声編集はPC版のほうが進めやすい
Fairlightも同じです。
iPad上で基本的な音量調整はできますが、複数トラックのミキシング、細かなEQ、Dynamics、ノイズ処理などを詰めるなら、PC版の広い画面とマウス操作が便利です。
◆TAKのワンポイントアドバイス
iPadで全部やろうとすると、せっかくの携帯性が「小さいPCを無理に使う」状態になりがちです。私は、iPadではカットと色、PCではFusionと音声というように役割を分ける考え方が使いやすいと思います。
操作方法と周辺機器が違う
iPad版のメリットは、指やApple Pencilで画面を直接操作できることです。
タイムラインをスクロールしたり、カラー調整のポイントを動かしたりするときは、マウスとは違う感覚で触れます。
ただし、細かな編集を長時間続けると、タッチだけでは操作回数が増えて疲れやすくなります。
そのため、DaVinci ResolveをiPadで頻繁に使うなら、Magic Keyboardなどのキーボードを組み合わせる価値があります。
ショートカットが使えるだけで、カットや再生位置の移動がかなり楽になりますよ。
ファイル管理はiPadOSに左右される
PCでは素材フォルダ、キャッシュ、プロキシ、書き出し先を細かく分けやすいですが、iPad版はiPadOSのファイルアクセスや権限の影響を受けます。
写真アプリ、ファイルアプリ、iCloud、外付けUSB-Cストレージなどから素材を扱えるものの、PCと同じ感覚でフォルダを何階層も行き来する作業は向いていません。
PCとのプロジェクト連携は便利
DaVinci Resolve for iPadは、デスクトップ版とのプロジェクト連携を前提にした設計です。
標準のDaVinci ResolveプロジェクトやBlackmagic Cloudを利用できるため、外出先でiPadを使い、帰宅後にPCで続きから作業する流れを作れます。
ただし、PCでFusionやFairlightを使い込んだ複雑なプロジェクトを、そのままiPadで同じように触れるとは考えないほうがいいです。
バージョン差やiPad側の機能制限もあるため、往復運用する場合は同じ世代のResolveを使い、重要なプロジェクトは複製してから試してください。
PC版の基本操作そのものを確認したい場合は、DaVinci Resolveの使い方を初心者向けに解説した記事も参考にしてください。
iPad版の基本的な使い方
初めてDaVinci Resolve iPad版を使うなら、すべての機能を覚える必要はありません。
素材を読み込む、カットする、色を調整する、書き出す。この流れを一度通すだけで、アプリ全体の役割がかなり見えてきます。
App Storeから入れる

App StoreでDaVinci Resolve for iPadを検索し、公式アプリを確認している画面
最初にApp Storeで「DaVinci Resolve for iPad」を検索し、開発元がBlackmagic Design Incになっていることを確認してインストールします。アプリ本体は無料です。
素材を読み込む
プロジェクトを作成したら、写真アプリやファイルアプリ、接続した外付けストレージなどから動画素材を読み込みます。
H.264、H.265、Apple ProRes、Blackmagic RAWなどに対応していますが、実際の再生しやすさはiPadの世代や素材の形式で変わります。
外付けSSDを使う場合は、編集途中でケーブルが抜けると素材を参照できなくなることがあります。持ち歩きながら編集するなら、ケーブルが動きにくい短い接続方法を選ぶと安心です。
Cutページで不要部分を切る
素材をタイムラインへ置いたら、最初に不要部分を切ります。
iPad版ではCutページが中心なので、素材を順番に並べ、再生しながら必要な部分だけ残していくのが基本です。
最初からトランジションやタイトルを多く入れるより、動画全体の長さとテンポを先に決めてください。
カットが終わってから色や文字を触るほうが、後でクリップ位置を大きく動かす回数が減ります。
Colorページで色を補正する
カットが終わったらColorページへ移り、必要なクリップだけ色を整えます。
まず確認したいのは、ホワイトバランス、明るさ、コントラスト、彩度です。いきなりLUTや複雑なノードを重ねるより、基本項目だけで自然に見える状態を作るほうが失敗しにくいですよ。
Log素材を扱う場合は、変換方法やカラーマネジメントを決めてから補正します。
特にカメラごとにLogの種類が異なるので、「Logだから同じ設定で大丈夫」とは考えないようにしてください。
文字と音量を調整する
Cutページを中心にタイトルや音量も確認し、動画として見やすい状態へ仕上げます。
複雑な文字アニメーションや多数の音声トラックを細かく処理したい場合は、PC版へ引き継ぐ方法も検討してください。
Deliverページで書き出す
編集が終わったらDeliverページから動画を書き出します。
DaVinci Resolve for iPadはアップデートでDeliverページに正式対応しており、iPad上で出力まで完結できます。
YouTubeやSNSで使うなら、解像度、フレームレート、コーデックを確認してから書き出しましょう。
元動画が4Kだからといって、必ず4Kで出力する必要はありません。用途が1080pで十分なら、ファイルサイズと処理時間を抑えられます。
書き出した後は、必ず完成ファイルを最初から最後まで再生してください。
編集画面で問題なく見えていても、書き出し後に音ズレ、フレーム落ち、色の違和感などへ気付くことがあります。
iPad版の無料版と有料版の違い
DaVinci Resolve for iPadは無料で始められますが、Studio機能はアプリ内購入です。
ここで注意したいのは、iPad版StudioとPC版Studioは同じ購入ではないことです。
無料版でも基本編集はできる
無料版でも、Cutページを使った動画編集やColorページでのカラー調整など、iPad版の中心機能を試せます。
最初からStudioを買わないと動画が作れないわけではありません。
そのため、まずは無料版を入れ、自分のiPadで素材が滑らかに再生できるか、タッチ操作が自分に合うか、外付けSSDからの素材運用が問題ないかを確認するのがおすすめです。
DaVinci Resolve自体の無料版について詳しく知りたい方は、DaVinci Resolveが無料で使える理由と制限もあわせて確認してください。
iPad版Studioの価格は15,000円
2026年9月3日時点の日本App Storeでは、DaVinci Resolve Studioのアプリ内購入は15,000円と表示されています。
Studioへアップグレードすると、DaVinci AI Neural Engineを利用する機能などが追加されます。
代表例として、Magic Mask、Smart Reframe、Voice Isolationなどが挙げられます。
人物や物体を追跡してマスクを作る、横動画から縦動画へ構図を合わせる、会話から周囲の騒音を減らすといった作業を頻繁に行う人は、有料版の価値を感じやすいでしょう。
ただし、Studioを買えばiPadがPC版と同じ構成になるわけではありません。
有料版の違いは「PC版の全ページを解放する料金」ではなく、iPad上で使える高度機能を増やすための購入と考えてください。
PC版Studioとは別ライセンス
PC向けDaVinci Resolve Studio 21は、日本公式価格で51,980円(税込)です。
一方、iPad版はApp Store内で購入する仕組みになっています。
この2つはライセンス体系が同じではありません。
PC版StudioのActivation Keyを持っているからiPad版Studioも自動で使える、あるいはiPad版を買えばWindowsやMacのStudioが使える、という関係ではない点に注意してください。
| 項目 | iPad版Studio | PC版Studio |
|---|---|---|
| 購入方法 | App Storeのアプリ内購入 | 公式・正規販売店など |
| 2026年9月時点の価格 | 15,000円 | 51,980円(税込) |
| ライセンス共有 | PC版とは別扱い | iPad版とは別扱い |
| 向いている用途 | iPadでAIや高度機能を使う | PCで本格編集を行う |
価格や購入条件は今後変更される可能性があります。
購入直前にはApp StoreとBlackmagic Design公式サイトで正確な情報を確認してください。
PC版Studioまで含めて比較したい場合は、DaVinci Resolve Studioと無料版の違いで詳しく解説しています。
有料版が向いている人
iPad版Studioは、無料版で困っていない人が「念のため」で先に買う必要はありません。
Magic MaskやVoice Isolationなど、使いたい機能が具体的になってから購入したほうが無駄が少ないです。
逆に、撮影現場で人物を素早くマスクしたい、縦横比を変えたSNS動画を頻繁に作る、
屋外収録の声をiPad上で補正したいといった目的があるなら、Studioを検討する理由があります。
◆TAKのワンポイントアドバイス
iPad版StudioはPC版より安く見えますが、別ライセンスです。価格だけで「PC版Studioの代わりになる」と考えず、iPadで実際に使いたいStudio機能があるかを先に確認してください。
快適に使うための機材
DaVinci Resolve iPad版はアプリが無料でも、4K編集を快適にしようとするとiPad本体、キーボード、外付けSSDなどの周辺機器が重要になります。
全部そろえる必要はなく、自分の編集量に応じて足していくのがおすすめです。
Mシリーズ搭載iPadを選ぶ
すでに対応iPadを持っているなら、まず無料版を試せば十分です。
一方、DaVinci Resolveのために新しく買うなら、Mシリーズ搭載iPadを優先したいところです。
価格と性能のバランスを重視するならiPad Air M4、より性能を重視するならiPad Pro M5が候補になります。
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キーボードで編集速度を上げる
再生、停止、編集点の移動などをショートカットへ任せれば、毎回画面上の小さなボタンへ指を移動する必要がありません。
iPadを机に置いて編集する時間が長い人ほど、キーボードは優先度の高い周辺機器です。
純正に限らずさまざまなiPad用キーボードがあるため、予算や持ち運びやすさに合わせて選べます。購入前に使用しているiPadのモデルや画面サイズへの対応を確認してください。
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Apple PencilはColor向き
Apple Pencilは、DaVinci Resolveを使うための必須品ではありません。
ただ、Colorページで細かいポイントを触ったり、タッチより正確に位置を選びたい人には便利です。
外付けSSDで容量を補う
DaVinci Resolveでは高画質素材を扱うほどファイルが大きくなります。
iPad本体へ毎回コピーすると、256GB程度でもプロジェクト数が増えると容量が気になってきます。
USB-C対応の外付けSSDを使えば、撮影素材を本体だけに抱えずに済みます。
PCとiPadの両方で同じ素材ドライブを使う運用も作りやすく、iPadからPCへ作業を移すときにも便利です。
ただし、SSDそのものが速くてもケーブルやハブが遅ければ転送速度は上がりません。
また、編集中に接続が外れるとMedia Offlineの原因になるため、持ち歩き時の配線にも気を配りましょう。
発熱とバッテリーも考える
4K再生、書き出し、AI処理、複数ノードのカラー処理などはiPadへ継続的に負荷をかけます。
長時間作業では本体が熱を持ち、バッテリー消費も増えます。
カフェや移動先で短時間編集するなら大きな問題にならなくても、数時間の長尺編集を電源なしで続ける用途には向きません。
充電環境がある場所で使う、必要のないアプリを閉じる、重い処理はPCへ回すなど、端末へ無理をさせない使い方が現実的です。
iPadとPCのおすすめ運用
DaVinci Resolve iPad版を最も活かしやすいのは、iPadだけに作業を集める方法ではなく、PCと役割を分ける方法です。
持ち運べるiPadと、画面・性能・周辺機器の自由度が高いPCを組み合わせると、それぞれの良さを活かせます。
外出先はiPadでカット編集
撮影後すぐに素材を確認し、使わない部分を落とし、仮の順番まで決める作業はiPadと相性がいいです。
ホテル、移動先、撮影現場など、ノートPCを広げにくい場所でも作業できます。
Colorページで軽く色を合わせておけば、素材の露出やホワイトバランスの失敗にも早く気付けます。
撮影を続ける前に問題を発見できるのは、持ち運べる編集環境ならではのメリットです。
本格仕上げはPCへ渡す
Fusionを使った合成、複数レイヤーのテロップ、細かな音声処理、大量素材の管理、長時間の4K書き出しなどはPCへ渡したほうが進めやすいです。
iPadだけで完結してもよい人
もちろん、すべての人がPCを必要とするわけではありません。
短いVlog、旅行動画、家族動画、簡単なSNS投稿などで、CutとColorを中心に作るならiPadだけでも十分なケースがあります。
あなたが作りたい動画にFusionや複雑な音声処理が必要ないなら、無理にPC版へ合わせる必要はありません。
むしろiPadの手軽さを優先したほうが、撮影から公開までの時間を短くできます。
おすすめは「iPadで素材確認・カット・カラー、PCでFusion・Fairlight・大量素材・最終仕上げ」です。すべてを片方へ寄せず、作業内容で使い分けるとDaVinci Resolveの良さを活かしやすくなります。
よくある質問
DaVinci Resolve iPad版について、導入前に迷いやすいポイントをまとめます。
iPad版のよくある質問(FAQ)
Q1. DaVinci ResolveはiPadで無料で使えますか?
A. はい。DaVinci Resolve for iPadはApp Storeから無料でダウンロードできます。CutやColorを中心に基本的な動画編集を始められます。Studio機能は別途アプリ内購入です。
Q2. iPad版とPC版は同じ機能ですか?
A. 同じではありません。iPad版はCutとColorを中心に、現在はDeliverにも対応しています。一方、PC版はEdit、Fusion、Fairlightなどを含む複数ページを本格的に使えるため、複雑な編集ほどPC版が向いています。
Q3. PC版Studioを買えばiPad版Studioも使えますか?
A. 基本的に別ライセンスとして考えてください。iPad版StudioはApp Storeのアプリ内購入で、PC版のActivation Keyなどとは体系が異なります。購入前に現在のApp Store表示とBlackmagic Design公式情報を確認してください。
Q4. iPad版だけでYouTube動画を作れますか?
A. カット、タイトル、基本的な音量調整、カラー補正、書き出しまでの範囲なら可能です。Fusionを使った複雑な演出やFairlightで細かな音声処理を行う場合は、PC版へ引き継ぐほうが作業しやすいでしょう。
Q5. DaVinci ResolveはiPhoneやAndroidで使えますか?
A. 2026年9月時点で、iPad版と同等の正式なDaVinci Resolve iPhone版・Android版は確認できません。Blackmagic Cameraはスマホ向けに提供されていますが、DaVinci Resolveとは別の撮影アプリです。
DaVinci Resolve iPad版まとめ
DaVinci Resolve for iPadは、持ち運びやタッチ操作を活かしながら、本格的なカット編集とカラー調整を行えるアプリです。現在はDeliverページにも対応しており、用途によってはiPadだけで動画の完成まで進められます。
iPad版はPCと使い分ける
- iPad版はCut・Color・Deliverを中心に使う
- 対応条件はiPadOS 18以降・A12 Bionic以降だがM1以降と8GBメモリが目安
- FusionやFairlightを多用する本格編集はPC版が向いている
- iPad版Studioは2026年9月時点で15,000円のアプリ内購入
- iPad版StudioとPC版Studioは別ライセンスとして考える
- 外付けSSDとキーボードを使うと長い編集がしやすくなる
- iPhone・Androidに同等のDaVinci Resolveアプリはない
外出先でカットやカラーを進めたいなら、DaVinci Resolve iPad版はかなり魅力があります。しかし、PC版と同じ作業環境を期待すると制限が気になるはずです。
iPadは機動力を活かす編集端末、PCは複雑な仕上げを行う編集環境と考えると選びやすいですよ。まずは無料版を入れ、自分の素材とiPadでどこまで快適に動くか試してから、Studioや周辺機器を追加していくのがおすすめです。