動画編集ソフト

DaVinci Resolveの初期設定と初心者向けおすすめ設定

DaVinci Resolveの初期設定をイメージした動画編集画面と設定パネル

こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。

DaVinci Resolveをインストールしたものの、「最初にどこを設定すればいい?」「フレームレートは24fpsと30fpsのどちら?」「日本語に変更する場所が分からない」と迷いますよね。

DaVinci Resolveは設定項目がかなり多いので、初めて開くと全部確認したくなるかもしれません。

ですが、最初から細かな項目まで触る必要はありません。

私なら、保存先、解像度、フレームレート、自動保存・バックアップ、言語から確認します。

特にフレームレートは後回しにせず、タイムラインを作って素材を並べる前に決めておくのが大切ですよ。

この記事でわかること
  1. DaVinci Resolveで最初に変更したい初期設定
  2. DaVinci Resolveを日本語化する方法
  3. 解像度とフレームレートのおすすめ設定
  4. 自動保存やバックアップで編集データを守る方法

DaVinci Resolveの初期設定

DaVinci Resolveの初期設定には、ソフト全体に影響する「環境設定」と、現在開いているプロジェクトに影響する「プロジェクト設定」があります。

この2つをごちゃ混ぜにすると、「設定を変えたのに別のプロジェクトでは戻っている」と感じやすいところ。

まずは、どのプロジェクトでも使う言語・保存・GPUなどを確認し、そのあとに動画ごとの解像度やフレームレートを決める流れがおすすめです。

最初に確認する5つの設定

DaVinci Resolveには大量の設定項目がありますが、初心者が最初に確認したいものはそれほど多くありません。

細かな設定を変更するより、編集途中で変更しにくい項目や、データ消失につながる項目から確認するほうが効率的です。

設定 最初のおすすめ 確認する理由
言語 日本語 メニューや設定項目を理解しやすくする
保存・バックアップ Live Save確認+Project Backups有効 クラッシュや操作ミスに備える
タイムライン解像度 用途に合わせる 最終的な動画サイズの基準になる
フレームレート 撮影素材と完成動画から決める 編集開始後に変更しにくいため
GPU 基本は自動設定 誤ったGPU設定による不具合を避ける

初心者が最優先すべきなのはフレームレートとバックアップです。色管理やキャッシュは後から調整できますが、フレームレートはプロジェクトを進めてから変更しようとすると面倒になりやすく、バックアップはトラブルが起きてから有効にしても間に合いません。

なお、DaVinci Resolve 21の無料版でも一般的な動画編集には十分な機能があり、Ultra HDの3840×2160・60fpsまで扱えます。

(出典:Blackmagic Design「DaVinci Resolve Studio」)

最初からStudio版向けの特殊な設定を追いかける必要はないかなと思います。無料版と有料版の機能差まで確認したい方は、DaVinci Resolve Studioと無料版の違いも参考にしてください。

言語設定を日本語に変更

DaVinci Resolveは日本語表示に対応しています。英語のままでも操作できますが、初めて使うなら日本語へ変更したほうが設定項目を探しやすいでしょう。

DaVinci Resolveの「環境設定」→「ユーザー」→「UI設定」を開き、Languageの項目から日本語を選択します。言語変更後はDaVinci Resolveを再起動して表示を確認してください。

DaVinci Resolveの環境設定で言語を日本語へ変更するUI設定画面

DaVinci Resolveの環境設定で言語を変更するUI設定画面

これでDaVinci Resolveの日本語化は完了です。日本語版を別にダウンロードする必要はなく、同じソフト内で表示言語を変更できます。

一方、インターネット上の解説では英語UIを使ったものも多く、「Project Settings」「Timeline Resolution」「Render Cache」など英語名で説明される場合があります。

そのため、よく使う項目だけは英語名もなんとなく覚えておくと検索するときに便利ですよ。

◆TAKのワンポイントアドバイス

私は初心者なら日本語表示で問題ないと思っています。英語UIに慣れることより、「タイムライン」「メディアプール」「インスペクタ」など基本的な場所を迷わず開けるようになるほうが先です。操作に慣れてから必要に応じて英語表示を試しても遅くありません。

保存先を用途別に分ける

DaVinci Resolveの「保存先」は少し分かりにくいポイントです。

一般的な文書ソフトのように、編集プロジェクトそのものを毎回「○○.drp」というファイルとして任意のフォルダへ保存して作業するわけではありません。

通常のプロジェクトはProject Libraryの中で管理されます。

そして動画編集では、プロジェクトとは別に元動画、キャッシュ、プロキシ、バックアップ、完成動画など複数のデータが発生します。

私なら作業開始前に、最低でも次のような考え方で保存場所を決めます。

元動画:撮影素材を保存するフォルダ

作業用データ:キャッシュやプロキシなど一時的に容量が増えるデータ

バックアップ:過去のプロジェクト状態へ戻すためのデータ

完成動画:デリバーページから書き出したMP4など

特に4K動画を扱うと、キャッシュやプロキシだけで数十GB以上になることも珍しくありません。

内蔵SSDの空き容量が少ないPCなら、動画素材や作業用データを高速な外付けSSDへ移す方法もあります。

ただし、外付けSSDを外した状態でプロジェクトを開けば、素材へアクセスできなくなる場合があります。

ドライブを付けたり外したりする方は、フォルダ構成を途中で頻繁に変更しないほうが扱いやすいですね。

実際、素材ファイルを移動したり、外付けSSDを外したりすると「メディアオフライン」が発生する原因になります。

素材の保存場所は、編集を始める前に決めてしまうのがおすすめです。

自動保存とバックアップ

DaVinci Resolveの設定で、私がフレームレートと同じくらい重要だと思っているのが保存関連です。

DaVinci Resolveの環境設定でライブ保存・プロジェクトバックアップ・タイムラインバックアップを有効にする画面

DaVinci Resolveの環境設定でライブ保存・プロジェクトバックアップ・タイムラインバックアップを有効にする画面

ここで覚えておきたいのが、Live SaveとProject Backupsは役割が違うこと。

Live Saveは作業中の変更を保存するための機能ですが、Project Backupsは過去の状態を残しておくための機能です。

つまり、Live Saveだけでは「さっき間違えて大量に編集した状態まで保存されてしまった」というケースへの備えとして十分とは限りません。

そこでProject Backupsも有効にしておくと、以前のプロジェクト状態へ戻れる可能性を残せます。

(出典:Blackmagic Design「The Beginner's Guide to DaVinci Resolve 20」)

おすすめはLive Saveを確認したうえで、Project Backupsも有効にする設定です。さらに重要な案件では、タイムラインのバックアップやプロジェクトの書き出しも組み合わせると安心感が増します。

バックアップから戻す場合は、プロジェクトマネージャーから対象プロジェクトのバックアップを確認できます。

現在のプロジェクトそのものを壊す操作とは分けて扱えるので、編集を大きく戻したい場面で役立ちます。

ただし、プロジェクトのバックアップと撮影素材のバックアップは別物です。

プロジェクトが残っていても、元動画そのものが故障したSSDから読み込めなくなれば編集を完全には復元できません。

大切な動画なら、元データも別のSSDなどへコピーしておきましょう。

プロジェクトと素材を同じ1台のストレージだけに置くより、故障時の被害を減らせます。

◆TAKのワンポイントアドバイス

自動保存を有効にしただけで安心してしまうのは避けたいところです。自動保存は「今の状態」を守る仕組み、バックアップは「過去の状態へ戻る」ための仕組み、と考えると分かりやすいですよ。時間をかけた動画ほど、編集開始前にここだけは確認しておきたいです。

メモリーとGPUを確認する

DaVinci ResolveはGPUの影響を受けやすい動画編集ソフトです。そのため、動作が重いからといって、いきなりプロキシを作ったり解像度を下げたりする前に、GPUが正しく認識されているか確認してみましょう。

環境設定の「システム」→「メモリー&GPU」では、使用するGPUやGPU処理に関する項目を確認できます。

DaVinci Resolveの環境設定でメモリーとGPUを確認する設定画面

DaVinci Resolveのメモリー&GPU設定画面

初心者なら、まずは自動選択を基本にするのがおすすめです。

ネットの記事を見てCUDAやOpenCLなどを片っ端から変更するより、DaVinci Resolveが正常にGPUを認識しているなら、その状態で一度編集してみたほうがいいかなと思います。

ただ、内蔵GPUと外部GPUの両方を搭載したPCなどでは、想定しているGPUが表示されているか確認しておく価値があります。

DaVinci Resolve 21は、4K・H.265・10-bit素材、Fusion、AI機能、ノイズ処理などを使うほど負荷が増えます。

設定だけですべて軽くなるわけではないため、PC性能とのバランスも重要です。

GPU設定は「おすすめ設定」と書かれている値をそのままコピーするのではなく、自分のGPUに合わせて判断してください。正常に動いている状態なら、むやみに変更しないのも立派な設定です。

おすすめのプロジェクト設定

ここからは動画ごとに変更するDaVinci Resolveのプロジェクト設定を見ていきます。

初心者が特に確認したいのは、タイムライン解像度とフレームレートです。

ここを適当に始めると、「24fpsで作りたかったのに30fpsになった」「縦動画なのに横長タイムラインで編集していた」と途中で気づくことがあります。

素材を並べる前に数分確認しておくだけで、かなり防ぎやすくなりますよ。

プロジェクト設定を開く

DaVinci Resolveのプロジェクト設定では、タイムライン、イメージスケーリング、カラーマネジメント、Fairlight、Fusion、字幕など、現在のプロジェクト全体に関わる項目を変更できます。

初心者が最初からすべて理解する必要はありません。まず確認したいのはタイムラインフォーマットです。

DaVinci Resolveのプロジェクト設定でタイムライン解像度とフレームレートを設定する画面

DaVinci Resolveのタイムラインフォーマット設定画面

ここで設定するタイムライン解像度とタイムラインフレームレートが、基本的な編集の土台になります。

毎回同じ設定でYouTube動画を作る場合でも、最初のうちはプロジェクトを作成するたびに一度確認する癖を付けるといいでしょう。

設定を確認せず素材をどんどん並べるより、最初の30秒を惜しまないほうが結果的に楽です。

解像度のおすすめ設定

DaVinci Resolveの設定で解像度を決めるときは、「素材の解像度」だけではなく「最後に何として公開するか」から考えるのがポイントです。

例えば、4Kで撮影していても、完成動画をフルHDで公開するなら1920×1080のタイムラインで編集する方法があります。

一方、4KのままYouTubeへ公開したいなら3840×2160を選択します。

用途 タイムライン解像度の目安 向いているケース
一般的な横動画 1920×1080 YouTubeやWeb動画
4K横動画 3840×2160 4K YouTubeや高画質保存
縦型動画 1080×1920 YouTube ShortsやSNS

DaVinci Resolve無料版では最大3840×2160のUltra HD・60fpsまで扱えるため、一般的な4K動画なら無料版でも作成できます。無料版でどこまで使えるのか詳しく確認したい方は、DaVinci Resolveが無料で使える理由と制限も参考にしてください。

DaVinci Resolve無料版で4K解像度と60fpsを設定しているプロジェクト設定画面

DaVinci Resolve無料版の4K・60fps設定画面

ただし、4Kに設定すれば映像そのものが自動的に高画質になるわけではありません。

フルHDで撮影した動画を3840×2160のタイムラインへ置いても、元映像に存在しない細かな情報まで復活するわけではないからです。

また、4KタイムラインはフルHDよりPCへの負荷やストレージ使用量が増えやすくなります。

最終的にフルHDしか必要ないなら、最初から1920×1080で作るのも十分ありです。

フレームレートは素材前に決定

DaVinci Resolveの初期設定で最も注意したいのがフレームレートです。

タイムラインフレームレートは、素材を配置して編集を進める前に決めてください。

プロジェクトを進めてからでは変更できない場面があるため、解像度より慎重に決めたい項目です。

例えば、カメラで29.97fps撮影した普通のYouTube動画なら、29.97fpsのタイムラインが分かりやすいでしょう。

24fpsで撮影した映像をその雰囲気のまま仕上げるなら24fps、59.94fpsで撮影して60fps動画として公開するなら59.94fpsが候補になります。

ただし、「60fpsで撮影したから必ず60fpsタイムライン」というわけではありません。

60fps素材を30fpsタイムラインへ置き、スローモーション用として利用するケースもあるからです。

迷ったら「撮影したfps」と「完成動画のfps」を先に確認してください。通常速度で使う素材が中心なら両者を合わせると考えやすく、スローモーション用に高fpsで撮影した素材だけは別に考えます。

23.976fpsと24fps、29.97fpsと30fps、59.94fpsと60fpsも似ていますが同じではありません。

カメラ側に表示されている実際の記録フレームレートを確認しておくと安心です。

あなたがカメラで撮影するとき、毎回どのfpsを選んでいるでしょうか。

DaVinci Resolveを開いてから考えるのではなく、撮影時点から「24fpsで完成させる」「30fpsで完成させる」と決めておくと編集設定で迷いにくくなります。

◆TAKのワンポイントアドバイス

私なら新しいプロジェクトを作ったら、素材をタイムラインへ入れる前にフレームレートを確認します。解像度はあとから調整できる場面がありますが、フレームレートは後で困りやすい項目です。「とりあえず素材を入れてみる」の前に確認する癖を付けておくと安心ですよ。

タイムライン設定を使い分け

DaVinci Resolveでは、プロジェクト全体の設定とは別にタイムラインごとの設定を使い分けることもできます。

例えば、同じ撮影素材から「YouTube向けの16:9横動画」と「SNS向けの9:16縦動画」を作る場合、タイムラインごとに解像度を変える使い方があります。

一方、初心者が最初からタイムラインごとに細かな設定を変更すると、「どの設定がプロジェクト全体で、どの設定がこのタイムラインだけなのか」が分かりにくくなるかもしれません。

そのため、最初のうちはプロジェクト設定を基準として使い、横動画と縦動画を同じプロジェクトで作りたい場合など、明確な理由があるときだけ個別設定を使うと分かりやすいでしょう。

新しいタイムラインを作成するときには、名前やタイムコード、ビデオ・オーディオトラックなども指定できます。

DaVinci Resolveで新しいタイムラインを作成して設定を確認する画面

DaVinci Resolveの新規タイムライン作成画面

初心者が1本の動画だけを作るなら、ここで難しい設定を増やす必要はありません。

まずはプロジェクト設定に合わせてタイムラインを作り、編集に慣れてから用途別タイムラインへ広げていけば十分です。

キャッシュ設定で負荷を抑える

4K動画などを扱うと「DaVinci Resolveがカクカクする」と感じることがあります。

そんなときに関係してくるのが、レンダーキャッシュや最適化メディアなどの設定です。

DaVinci Resolveのプロジェクト設定で最適化メディアとレンダーキャッシュを設定する画面

最適化メディアとレンダーキャッシュの設定画面

ここで注意したいのは、最初から軽量化設定を全部有効にする必要はないことです。

フルHDのカット編集程度なら、そのまま快適に動くPCも多いでしょう。

逆に、4K・H.265・10-bit素材や複数のカラー補正、Fusion、重いエフェクトを使うと、PCによっては再生が追いつかなくなります。

その段階でプロキシや最適化メディア、レンダーキャッシュを検討すればOKです。

キャッシュ系のデータは元動画とは別に作られるため、使用量が増えるとストレージをかなり消費することがあります。

内蔵SSDの容量が少ない場合は、キャッシュの保存先も意識しておきましょう。

キャッシュやプロキシを外付けSSDへ保存する場合は、編集途中にドライブを外さないよう注意してください。また、安価なUSBメモリのような低速ストレージへ移せば必ず軽くなるわけではありません。

カラーマネジメントを確認

DaVinci Resolveといえばカラーグレーディングですが、初心者がプロジェクトを作るたびに複雑なカラーマネジメントを変更する必要はありません。

DaVinci Resolveのプロジェクト設定でカラーマネジメントを設定する画面

DaVinci Resolveのカラーマネジメント設定画面

スマートフォンや一般的なカメラで撮影した映像を普通のYouTube動画として編集するところから始めるなら、まず初期状態で編集してみてもいいでしょう。

一方、SonyのS-Log、Canon Log、PanasonicのV-Log、FujifilmのF-Logなどで撮影するようになると、入力カラースペース、タイムラインカラースペース、出力カラースペースといった考え方が重要になります。

この段階では「Log映像が薄い色に見えるから彩度を上げればいい」という話ではなくなってきます。

カラーマネジメントやLUT、Color Space Transformなどを理解したうえで設定したほうが失敗しにくいですね。

逆に、標準的な映像を編集する初心者が、ネットで見つけた「映画向けおすすめ設定」をそのまま入れる必要はありません。

撮影形式と公開先が違えば、適切な設定も変わります。

設定後に素材を読み込む

言語、保存、タイムライン解像度、フレームレートまで確認できたら、ここで素材を読み込みます。

上部メニューの「ファイル」からメディアを読み込むか、メディアプールへ動画を追加して編集を始めましょう。

DaVinci Resolveで初期設定後にファイルメニューから動画素材を読み込む画面

ファイルメニューから動画素材を読み込む画面

DaVinci Resolveでは素材を読み込んだとき、クリップのフレームレートと現在のプロジェクト設定が違うと、フレームレートを変更するか確認される場合があります。

ここで反射的に変更するのではなく、自分が最終的に何fpsの動画を作るつもりだったかを思い出してください。

例えば60fps素材を30fpsの動画でスローモーション用に使うつもりなら、素材が60fpsだからといってプロジェクトまで60fpsへ変更する必要はありません。

反対に、すべて29.97fpsで撮影し29.97fpsで完成させたいのに24fpsのままなら、編集開始前に直すべきでしょう。

素材を読み込んでタイムラインへ配置できれば、DaVinci Resolveの初期設定として必要な部分はひとまず完了です。

初期設定を終えてDaVinci Resolveのタイムラインに動画クリップを配置した画面

設定後にタイムラインへ動画クリップを配置した状態

DaVinci Resolveの設定FAQ

Q1. DaVinci Resolveを日本語に変更できますか?

A. できます。環境設定のユーザー側にあるUI設定からLanguageを日本語へ変更してください。変更後にDaVinci Resolveを再起動すると、日本語表示で使用できます。

Q2. DaVinci Resolveのおすすめフレームレートは何fpsですか?

A. すべての人に共通するおすすめfpsはありません。撮影素材と完成動画に合わせて23.976・24・29.97・30・59.94・60fpsなどから選びます。通常速度で使う素材が中心なら撮影時のフレームレートと合わせると考えやすいでしょう。

Q3. フレームレートは後から変更できますか?

A. 編集を進めたあとでは変更できない場面があるため、素材をタイムラインへ配置する前に決めておくのがおすすめです。新しいプロジェクトを作ったら、解像度と一緒に最初に確認してください。

Q4. 自動保存を使えばバックアップは不要ですか?

A. 私はProject Backupsも併用することをおすすめします。Live Saveは現在の編集状態を保存するのに役立ちますが、以前の状態へ戻りたい場合には世代別のバックアップが役立ちます。元動画自体も別途バックアップしておくと安心です。

Q5. 4K編集ならタイムラインも4Kにすべきですか?

A. 必ずしも4Kにする必要はありません。完成動画を4Kで公開するなら3840×2160が候補ですが、最終出力がフルHDなら1920×1080で編集する方法もあります。PC性能、ストレージ容量、公開先を踏まえて決めてください。

DaVinci Resolveの初期設定まとめ

DaVinci Resolveは設定項目が多いので、最初から全部を自分好みに変更しようとすると、かえって何が原因で動作が変わったのか分からなくなります。

初心者なら、まず次の順番で確認すれば十分です。

  • DaVinci Resolveの言語を日本語へ変更する
  • 素材・キャッシュ・バックアップの保存場所を決める
  • Live Saveを確認しProject Backupsも有効にする
  • 使用するGPUが正しく認識されているか確認する
  • 完成動画に合わせてタイムライン解像度を決める
  • 素材配置前にタイムラインフレームレートを決める
  • 必要になってからキャッシュやプロキシを活用する
  • Log撮影をする場合はカラーマネジメントも確認する

なかでも、フレームレートは素材を置く前に決め、バックアップ設定は編集を始める前に確認するのが大切です。

1920×1080か3840×2160かはあとから考え直せる場面がありますし、キャッシュ設定もPCが重くなってから調整できます。

しかし、編集をかなり進めてからフレームレートの間違いに気付いたり、バックアップがない状態でプロジェクトを戻したくなったりすると面倒ですよね。

最初の設定は、映像を格好よくするための作業ではありません。

これから安心して編集を続けるための土台作りです。

まずは今回紹介した項目だけ確認して、実際に1本の動画を編集してみてください。

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