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PowerDirectorのライセンス移行|新PCへの手順を解説

PowerDirectorのライセンス移行と、動画・画像・音声などのプロジェクト素材を新しいパソコンへ引き継ぐイメージ

こんにちは、ツール見極め帳のTAKです。

パソコンを買い替えると、「今使っているPowerDirectorは新しいPCでも使える?」「もう一度購入する必要がある?」「編集途中の動画まで移せる?」と気になりますよね。

結論から言うと、PowerDirectorは新しいパソコンへライセンスを移して使えますが、サブスクリプション版と永続版では手順が違います。

また、ライセンスを移しただけでは編集中の動画素材まで自動的に移るわけではありません。

ここが一番大切なところです。

PowerDirector本体、ライセンス、PDSプロジェクト、元動画や画像は、それぞれ別物として考えた方が失敗しにくいですよ。

この記事でわかること
  1. PowerDirectorを新しいPCへ移す方法
  2. 365と永続版で異なる移行手順
  3. PDSと動画素材を引き継ぐ方法
  4. 旧PCが故障した場合の対処方法

PowerDirectorのライセンス移行の基本

まずはライセンスの仕組みから確認します。

PowerDirectorを買い替え後のパソコンへ移す場合、単純にフォルダーをコピーするのではなく、新しいPCへPowerDirectorをインストールして契約情報を認証し直します。

さらに、編集途中のプロジェクトがあるなら動画、写真、音声なども別途移さなければなりません。

ライセンスだけ移して安心して旧PCを初期化すると、大切な素材を失う可能性があるので注意してください。

1ライセンスは何台まで使える

CyberLinkの現行公式案内では、サブスクリプション版と永続版のどちらも、1ライセンスにつき1台のパソコンで使用することが基本とされています。

つまり、デスクトップPCとノートPCの2台へ入れて、同じ1ライセンスを2台で自由に同時利用する契約ではありません。

利用方法 基本的な扱い
今のPCから新PCへ買い替える ライセンス移行可能
1ライセンスを2台で同時利用 追加ライセンスが必要
Windowsから別のWindows PC 対象ライセンスなら移行可能
WindowsからMacへ変更 同じライセンスの移行とはならない
PC版からスマホ版へ変更 別製品・別契約として考える

ここでいう「1台」は、パソコンを一生変更できないという意味ではありません。古いPCから新しいPCへ入れ替えて使うことはできます。

反対に、古いPCでも使い続けながら新PCにも常時インストールして利用したい場合は、買い替えではなく複数台利用になります。

PowerDirectorのサブスクリプション版と永続版で別のパソコンへライセンスを移行する方法を説明したCyberLink公式ページ

CyberLink公式サポートでは、サブスクリプション版と永続版それぞれについて、新しいパソコンへ移行する場合の扱いが案内されています。

ライセンス条件は今後変更される可能性があります。法人契約、教育版、パソコン付属のOEM版、販売店独自の商品などは条件が異なる場合があるため、自分の購入した製品名も確認してください。

365と永続版で移行方法が違う

PowerDirector 365と買い切りの永続版では、新しいPCで利用を始める方法が少し違います。

PowerDirector 365はCyberLinkのメンバーアカウントと契約が関連付けられています。

そのため、新しいPCでは購入時に使用したCyberLinkアカウントへログインし、契約中のPowerDirectorをインストールする流れです。

一方、永続版は購入した製品に対応するプロダクトキーが重要になります。公式案内では、別のパソコンへ変更するときは旧PCから製品をアンインストールしてから、新PCへインストールする方法が示されています。

項目 PowerDirector 365 永続版
ライセンスの基準 CyberLinkアカウント プロダクトキー
新PCへの導入 アカウントから再インストール 対象バージョンを再インストール
認証 アカウントでサインイン プロダクトキーを使用
旧PC 同時利用しない 先にアンインストール

365と買い切り版そのものの違いから確認したい場合は、PowerDirector 365と買い切り版の違いでも詳しく比較しています。

TAKのワンポイントアドバイス

私はPCを買い替えるなら、古いパソコンを初期化する前に新しいPCでPowerDirectorの起動まで確認しておくのがおすすめです。移行が終わったと思って先に旧PCを消してしまうと、素材やプロダクトキーを探し直すことになりかねません。

WindowsとMac間は移行できない

パソコンの買い替えで特に気をつけたいのがOSです。

例えば、Windowsパソコンから新しいWindowsパソコンへの変更と、WindowsからMacへの変更では意味が違います。

CyberLinkでは、Windows、macOS、Android、iOSなど異なるプラットフォーム間でライセンスを移行することはできないと案内しています。

そのため、Windows版PowerDirectorのライセンスを持っているからといって、新しく購入したMacへ同じ契約をそのまま移せるとは考えない方がいいでしょう。

WindowsからMac、AndroidからiPhoneなどへ端末環境そのものを変更する場合は、単なるPC買い替えではありません。新しい環境に対応する製品や契約が必要か、購入前に確認してください。

同じCyberLinkアカウントでログインできても、所有しているライセンスまで全OS共通になるわけではありません。

PC版とスマホ版は別契約

PowerDirectorにはWindows版やMac版だけでなく、Android、iPhone、iPad向けのアプリもあります。

ただし、PC版の有料ライセンスをスマホへ「移行する」という考え方ではありません。PC版とモバイル版は別製品として扱われ、購入先や契約条件も異なります。

例えば、PC版PowerDirector 365を契約しているからといって、iPhone版の有料機能がすべて自動的に解放されるとは限りません。

反対に、Google PlayやApp Storeで契約したPowerDirectorの権利をWindows版へ移すこともできません。

PCとスマホで何が違うのかは、PowerDirectorスマホ版とPC版の違いで実際の編集画面も比較しています。

ライセンスとプロジェクトは別

PC買い替えで一番間違えやすいのがここかなと思います。

PowerDirectorのライセンスを新PCへ移しても、編集途中の動画プロジェクトや撮影素材まで自動的に移動するわけではありません。

PowerDirectorでプロジェクトを保存すると、一般的にはPDS形式のファイルが作成されます。

PowerDirectorの編集プロジェクトをPDS形式で保存するファイル名と保存先の設定画面

PowerDirectorのプロジェクトをPDS形式で保存するため、ファイル名と保存先を指定している画面です。

PDSにはタイムライン上の配置、カット位置、文字、エフェクトなどの編集情報が記録されます。しかし、撮影した動画や写真、音声ファイルそのものが全部PDS内部へコピーされるわけではありません。

例えるなら、PDSは料理のレシピです。レシピだけ新居へ持っていっても、冷蔵庫に材料がなければ同じ料理は作れません。

動画編集も同じで、新PCへPDSだけコピーすると、元動画を見つけられず「メディアがありません」といった状態になることがあります。

PC買い替えではPowerDirector本体、ライセンス、PDS、元動画、画像、音声、必要な追加素材をそれぞれ確認することが大切です。

PowerDirectorのライセンス移行手順

ここから実際の移行方法を見ていきます。

焦って旧PCを初期化せず、「バックアップ→ライセンス移行→プロジェクト移行→動作確認→旧PCの処理」という順番で進めるのがおすすめです。

特に編集中の動画が残っている場合は、ライセンス認証より先にデータを確保してください。

移行前にバックアップする

まず古いPCが動いているうちに必要なデータを保存します。

最低でも確認したいのは、PDSプロジェクト、使用している元動画、写真、BGM、録音音声、完成済み動画です。

さらに、自分で追加したフォント、LUT、効果音、外部プラグインなどを使っているなら、新PCでも同じ環境を再現できるか確認しておきましょう。

最初にPowerDirectorのバージョンも確認しておくと安心です。新旧PCで大きくバージョンが違うと、使える機能やプロジェクトの状態が変わる可能性があります。

PowerDirectorのバージョン情報画面でリリース年やエディション、バージョン番号を確認する方法

移行前にPowerDirectorのリリース年、エディション、バージョン番号を確認しておくと、新PCで同じ環境を用意しやすくなります。

容量の大きな4K動画を扱っている場合、プロジェクト全体で数十GBから数百GBになることも珍しくありません。

外付けSSDなどへコピーする場合は、先に必要容量を確認してください。

保存方法そのものから確認したい場合は、PowerDirectorの使い方とプロジェクト保存方法も参考にしてください。

重要なプロジェクトなら、旧PCだけに残すのではなく、外付けSSDとクラウドなど保存先を分けておくと安心です。PC移行中の誤削除やストレージ故障にも備えられます。

365を新しいPCへ移行する

PowerDirector 365の場合は、CyberLinkアカウントを中心に進めます。

CyberLink公式サイトで購入した場合、基本的な流れは次のとおりです。

旧PCで必要なプロジェクトや素材をバックアップし、新PCからCyberLinkメンバーサイトへログインします。その後、「プラン&製品」から契約中のPowerDirectorを確認し、CyberLink Application Managerを通してインストールします。

PowerDirectorを起動するとアクティブ化を求められる場合があるため、購入時と同じCyberLinkアカウントでサインインして新PCを利用できる状態にします。

CyberLink公式のパソコン買い替え時のライセンス案内でも、サブスクリプション版を新しいパソコンへ導入する流れを確認できます。

メールアドレスを複数持っている人は、別のCyberLinkアカウントでログインしていないか確認してください。「契約したはずなのに製品が表示されない」という場合、購入時と違うアカウントを開いているケースがあります。

また、購入先がCyberLink公式ストアではなく販売店だった場合は、購入時に発行されたコードの扱いが異なることがあります。注文メールや購入履歴も残しておきましょう。

永続版を新しいPCへ移行する

買い切りのPowerDirectorを利用している場合は、プロダクトキーを確認してから作業します。

CyberLinkの案内では、永続版を別のパソコンで使用するときは1台目のパソコンからアンインストールしてから2台目へインストールする流れになっています。

そのため、いきなり旧PCを処分するのではなく、先にプロジェクトや素材のバックアップを完了させます。

そのあとPowerDirectorをアンインストールし、新PCへ所有しているバージョンをインストールしてください。

新PCでは購入時のプロダクトキーを使用して認証します。

ここで注意したいのが「永続版だから最新版を入れればよい」とは限らないことです。

買い切り版は基本的に購入した対象バージョンを期限なく利用するライセンスなので、別のメジャーバージョンを導入すると同じキーでは認証できない可能性があります。

TAKのワンポイントアドバイス

昔購入したPowerDirectorを移す場合は、製品名だけでなくバージョン番号まで控えておくのがおすすめです。「PowerDirectorを持っている」という情報だけでは、新PCでどのインストーラーを使うべきか分からなくなることがあります。

プロジェクト素材をまとめて移す

編集途中の動画を新PCでも続けたいなら、PDSだけをUSBメモリへコピーするより、PowerDirectorのプロジェクト素材をパックする機能を使う方法が向いています。

CyberLinkでは、プロジェクトを保存しただけの場合は編集情報が保存され、使用中のメディア自体はPDSへ含まれないと案内しています。

そこで利用するのが「プロジェクト素材をパック」です。

PowerDirectorでプロジェクト素材をまとめて保存し、関連する動画や画像ファイルを指定フォルダーへパックする方法

PowerDirectorでプロジェクト素材をまとめて保存し、関連する動画や画像ファイルを指定フォルダーへパックする方法

この機能を使うと、PDSとプロジェクトで使用している動画や画像などを1つのフォルダーへまとめられます。

完成したフォルダーを外付けSSDなどへコピーし、新PCへ移すことで素材の場所が分からなくなる問題を減らせます。

PowerDirectorのバージョンによってメニュー表示は多少異なる場合がありますが、ファイルメニュー内にある「プロジェクト素材をパック」に相当する項目を探してください。

PDSだけを移すのではなく、プロジェクト素材をパックしたフォルダーごと移す。これが編集中データを別PCへ引き継ぐときの大事なポイントです。

プロジェクトで使っていない撮影素材や完成動画まで自動的に全部保存されるとは限りません。

残したいデータがほかにもある場合は別途コピーしてください。

移行後に開けないときの確認

新しいPCへPDSを移したものの正常に開けない場合は、ライセンスだけを疑わず、使用環境の違いも確認します。

よくあるのは、元動画がコピーされていない、外付けSSDの接続先が違う、使用していたフォントがない、追加プラグインが入っていないといったケースです。

また、新旧PCでPowerDirectorのバージョンが違えば、以前利用していたエフェクトや機能が同じ状態で再現されない場合もあります。

特に仕事で作っている動画なら、移行直後に本番プロジェクトを編集するのではなく、まずコピーしたデータを開いてプレビューしてください。

字幕、BGM、画像、トランジション、フォントなどを数か所確認し、問題がなければ短い動画を書き出します。ここまでできれば、旧PCを初期化する判断もしやすくなります。

新PCでプロジェクトが開けたというだけで、移行完了とは考えない方が安全です。素材の欠落やフォントの置き換わりは、タイムラインを最後まで確認しないと気づかないことがあります。

古いPCが壊れた場合の対処

理想は旧PCが動くうちに移行することですが、突然パソコンが故障することもあります。

PowerDirector 365なら、CyberLinkアカウントに契約が関連付けられているため、新PCから同じアカウントへログインして製品を再インストールできるか確認します。

永続版の場合は、購入したバージョンのインストーラーとプロダクトキーが必要になります。

旧PCを起動できず、アンインストールできないことでライセンス認証に問題が出た場合は、何度も認証を繰り返すよりCyberLinkサポートへ相談した方がいいでしょう。

その際は、購入時のメールアドレス、製品名、バージョン、プロダクトキー、注文番号など、所有を確認できる情報を準備しておくと話が進みやすくなります。

ただし、パソコン本体へ最初から付属していたOEM版や特別版では、市販版と同じ方法で別PCへ移せない場合があります。

故障したPCからデータを取り出す必要がある場合、重要な仕事データや家族の動画などを含むなら無理にストレージを操作せず、必要に応じてデータ復旧の専門業者へ相談してください。

外付けSSDやクラウドを使う

PCを買い替える予定があるなら、PowerDirectorのプロジェクトを最初から外付けSSDやバックアップ用ストレージと組み合わせて管理する方法も便利です。

特に4K動画は容量が大きく、1つの撮影だけで数十GBになることがあります。

パソコン本体のSSDだけに保存していると、買い替えのたびに大量のデータをコピーしなければなりません。

例えば、撮影データとパックしたプロジェクトを外付けSSDへ保存し、さらに完成動画や重要なデータをクラウドへ複製しておけば、パソコンが故障した場合にも備えられます。

ただし、外付けSSDも故障する可能性はあります。1台だけをバックアップ先にするのではなく、本当に失いたくないデータは保存場所を分けた方が安心です。

TAKのワンポイントアドバイス

動画素材は容量が大きいので、私は「全部クラウドに置けば安心」とは考えていません。編集中の大容量素材は外付けSSD、失いたくない完成動画や重要ファイルは別ストレージにも複製、と役割を分けると扱いやすいですよ。

外付けSSDを選ぶ場合は、容量だけでなく転送速度も確認してください。

4K素材を直接編集するなら、低速なストレージでは読み込みが編集の足かせになる可能性があります。

なお、容量や必要な性能は撮影形式や動画時間によって大きく変わるため、数値はあくまで一般的な目安です。

PowerDirector移行のよくある質問

Q1. PowerDirectorは新しいPCへ移行できますか?

A. はい。現在の公式案内では、サブスクリプション版と永続版のどちらも別のパソコンへ移して利用できます。ただし、365はCyberLinkアカウントを使った再インストール、永続版は旧PCからアンインストールして新PCへインストールする方法が基本です。

Q2. 1つのライセンスを2台のPCで使えますか?

A. CyberLinkの現行公式案内では、サブスクリプション版と永続版とも1ライセンスにつき1台のパソコンでの使用が基本です。2台で同時に利用したい場合は追加ライセンスが必要になります。

Q3. PDSだけコピーすれば編集を続けられますか?

A. PDSだけでは不十分になる場合があります。PDSには編集情報が保存されますが、使用した動画、画像、音声そのものがすべて含まれるわけではありません。別PCへ移す場合は「プロジェクト素材をパック」を使って必要な素材もまとめる方法がおすすめです。

Q4. Windows版をMacへ移行できますか?

A. 同じライセンスをWindowsからMacへ移すことはできません。CyberLinkではWindows、macOS、Android、iOSなど異なるプラットフォーム間でライセンスを移行できないと案内しています。利用するOSに対応した契約を確認してください。

Q5. 古いPCが壊れていても移行できますか?

A. PowerDirector 365ならCyberLinkアカウントから新PCへの再インストールを確認できます。永続版ではプロダクトキーやインストーラーが必要です。旧PCをアンインストールできず認証で問題が出る場合はCyberLink公式サポートへ相談してください。

PowerDirectorのライセンス移行まとめ

PowerDirectorのライセンス移行は、PCを買い替えたからといってソフトをもう一度購入する作業ではありません。同じ対象ライセンスを古いPCから新しいPCへ移して使うのが基本です。

  • サブスクリプション版と永続版は1ライセンス1台が基本
  • PowerDirector 365はCyberLinkアカウントから新PCへ導入
  • 永続版は旧PCからアンインストールして新PCへ導入
  • WindowsとMacなど異なるOS間ではライセンスを移せない
  • PDSだけでは動画素材まで移らない
  • 編集中ならプロジェクト素材をパックして移す
  • 新PCでプロジェクトと書き出しを確認してから旧PCを初期化する

特に大切なのは、ライセンス移行とプロジェクト移行を別々に考えることです。PowerDirectorを新PCで起動できても、撮影素材を旧PCへ残したままでは編集を続けられません。

私は、旧PCがまだ動くなら、まずプロジェクトと素材をバックアップし、新PCでPowerDirectorを認証。

そのあとPDSを開いて短い動画を書き出せるところまで確認してから旧PCを初期化する流れをおすすめします。

ライセンス、対応OS、認証方法などは製品や購入経路によって変更される可能性があります。

正確な情報はCyberLink公式サイトをご確認ください。

業務利用や特殊なライセンスなど判断に迷う場合は、最終的な判断をCyberLink公式サポート、販売元、必要に応じて専門家へ相談してください。

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